「一緒にタバコ吸うやつって山田さんしかいなかった」
みうらさんといとうさんは山田さんが亡くなった直後、2人で東京・上野へ仏像を見に行ったという。いとうさんは、待ち合わせ場所で待機していたところ、歩いてくるみうらさんを見つけるや否や「走って行ってみうらさんに抱きついちゃった」とのこと。「やっぱり異常なことなんだよね」「俺もすごいうれしくてさ、抱きついてくれたから」と振り返った。
仏像を見終えた後、2人は喫茶店へ。みうらさんは、「喫茶店を出た時に、いとうさんがさ...」と言いかけたところで突然、声を詰まらせる。そこでみうらさんに代わって、いとうさんは「『もうタバコはやめてね』って言ったんだよね。これだけは言わなきゃダメだと思って」と説明した。
気を取り直して話を再開したみうらさんは「なんかさ...。え~、これダメだ...」と涙声になりながら、「すごくうれしくて」と、自身の身体を気遣ってくれたいとうさんに素直な気持ちを伝えた。
「残されていくわけにはいかないからさ」といとうさん。みうらさんはその時はうれしさをごまかしていたものの、いとうさんと別れて乗車した山手線の車中で「もう涙が止まらなくなった」とのこと。一人号泣しながら「『僕、タバコやめるよ』って自分(の中)で言ってた。それでやめたの」と明かし、いとうさんは「良かったよ~」と喜んだ。なお、みうらさんは今のところ禁煙に成功しているという。
そして、みうらさんは「残されるやつもつらいなと思ったのよ。それは初めて山田さんの時、思った」とし、「山田さんも当然つらかったし、大変だったし、最後の最後まで本当に頑張ったなって思った」「でも残されるやつもつらいって思った」「葬式で死ぬやつのほうがずっとつらいと思ってたけど、いとうさんがそんなことを言ってくれて。俺も山田さんのことで残されてさ。一緒にタバコ吸うやつって山田さんしかいなかった」と話していた。