逆転でのCS進出を狙う広島で気になるのが、ファームで調整している小園海斗の動向だ。「5番・遊撃」で先発出場した2026年8月22日のオリックス戦(ほっともっとフィールド)で9回に満塁アーチ。プロ2年目の育成右腕・乾健斗が初球に投じた105キロのカーブをしっかり引きつけて振り抜いた打球は右翼席へ。格の違いを見せた。
「小園の力に頼りたいですが...」
この活躍に驚きはない。昨年首位打者に輝いた巧打者は開幕から打撃の状態が上がらなかったが6月以降は快音が聞かれるようになり、8月は月間打率.340をマーク。だが、16日の阪神戦(マツダ)で拙守が続いて途中交代し、登録抹消となった。
スポーツ紙デスクは「3位・DeNAと2.5ゲーム差と逆転でCS進出を狙える位置につけている中で、小園の力に頼りたいですが、ファンの見る目は厳しい」という。広島そして小園をめぐっては今季、「ゾンビたばこ」騒動で揺れている。
「今回のファーム降格もプレー面で精彩を欠いていることが原因ですが、多くのファンは納得していないでしょう。球団が説明責任を果たしているとは言えない。うやむやにしたままだと、小園の1軍復帰を望む声は高まりません」(スポーツ紙デスク)
最短で1軍昇格なら28日だが、球団はどのような判断を下すか。
(中町顕吾)