コメ余りが広がって、小売価格が急落していると2026年8月30日放送の「ビートたけしTVタックル」(テレビ朝日系)が取り上げ、番組進行の阿川佐和子さん(エッセイスト)やゲストの直球質問に、千葉県の生産農家が忖度なしで答えて、大ウケとなった。減反か増産かコメ価格が下がっているのは、小泉進次郎・前農水相が政府備蓄米を大放出し、コメ政策を減反から増産に転換したことが大きい。しかし、鈴木憲和農水相になって増産方針を取り下げ、作りすぎに歯止めをかける方向に戻した。消費者は価格が下がる方がありがたいが、阿川さんは「小泉農水大臣、鈴木農水大臣、どっちが好きですか」と、生産者に直球で聞く。聞かれた生産者はのけぞり、「難しいですね」と苦笑いしながらも、「私自身は鈴木農水大臣ですね。『需要に見合った(生産)』というところは、一番しっくりくるなと思います」と、農家寄りの鈴木大臣のほうがありがたいと正直に答え、司会のビートたけしも大笑い。コメ生産の大規模化が進まないのはなぜ?ゲストの浜田敬子さん(ジャーナリスト)はさらにストレートに、コメ生産の大規模化が進まないのは、「自民党は(小規模)農家の数を残したいんじゃないですか。選挙対策として、票としての農家数を......」と聞き、阿川さんも「ちっちゃいほうが、いっぱいあったほうがいいの?」と突っ込む。浜田さんは「そう、(同じ)一票ですから」生産者は「おっしゃる通りで、私もそこはすごく感じるところがあります」。「大規模化した方が生産コストも下がって、(今の安い)流通価格でも十分生産していけるんですけどね。個人の農家さんもいっぱいいるなかで、多分、難しいんでしょうね」という。これまた、出演者一同「ウン、ウン」とうなずいた。コメ政策はいつまでも政治まみれということだ。(シニアエディター 関口一喜)
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