お笑いタレントのおばたのお兄さんが2026年8月30日、「AIで広告を作らないで」と自身のXで訴えた。「ポスターAIで作ったのか皆んな全然顔違うねんけど笑」発端となったのは、元「プラス・マイナス」の兼光タカシさんによる投稿だった。兼光さんは、自身が司会をつとめるイベントのポスターを添え、「今日の営業のポスターAIで作ったのか皆んな全然顔違うねんけど笑 おばあちゃんはおじいちゃんやん笑」と困惑をつづった。添えられたポスターには、兼光さんのほか、お笑いコンビ「ジョイマン」と「セルライトスパ」、同日をもって解散した「かけおち」、ピン芸人の「しゅんしゅんクリニックP」、「おばあちゃん」の写真が掲載されている。ポーズや服装は宣材写真とほぼ変わらないものの、全体的に陰影が濃くなっている上、顔のパーツが変化している人も少なくない。兼光さんも、眉や顔の印象が大きく変わっているように見える。「AIで画像作るなとは言いません! 作ってから写真を挿入してください!」おばたのお兄さんはこの投稿を引用し、「イベント関係者にお願いです!」とし、「便利だからといって、写真を添付した後にAIで広告を作らないでください!」と呼びかけた。「最近これめっちゃあります! この広告の芸人たち、、、、みんなこんなに見た目よくありません!!!!!!!!!!」と説明する。つづけて、「AIで画像作るなとは言いません! 作ってから写真を挿入してください!」とポスターの外枠を作った上で、宣材写真を使うよう求めた。「しゅんPさんとか、もっとおじさんです!」と冗談めかしている。続く投稿では、兼光さんが公開したポスターについて「かけおちの細マッチョがジョイマン高木さんになり セルライトスパのひごさんが、こがけんさんになり ジョイマンさんがオール阪神・巨人師匠の2人になってます」と指摘。「宣材写真はちゃんと事務所から拝借したやつを使って加工しないでください!」としている。生成AIを用いた画像加工をめぐって生成AIを利用した画像加工・画像生成をビジネスの場で使うケースも増えつつある昨今。時間のかかるポスター作成などを手軽に行える一方で、思いがけない結果を招くこともある。8月には、味の素が運営するウェブメディア「味の素パーク」の公式Xアカウントが、Xに投稿したレシピ画像をめぐり謝罪した。同社製品の「ほんだし」のパッケージに「違和感がある」との指摘が相次いだことを受け、「実写写真をAIにて明るさ・背景の変更などを行った結果、文字やラベルが崩れてしまった状態で公開してしまいました」と説明。確認不足だったとして謝罪している。また、中道改革連合も、熊本地震の被災者支援の募金活動についての写真をめぐり、意図していなかった部分まで画像が改変されたとして批判を浴びた。今回のポスターをめぐっても、「宣材写真を使わずにAIを使う理由がわからない」「笑いにしてくれているけれど、結構ヤバいことだと思う」などとする疑問の声が上がった。AIの利用そのものではなく、加工後の画像を確認しないまま公開することへの疑問を呈するユーザーもいる。
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