井上尚弥にTKO負けのカルデナス、復帰第2戦で2-1判定勝利も...米メディアは「鋭い右」評価 世界王座挑戦へのポジション維持

   プロボクシングのWBC・WBA世界スーパーバンタム級2位ラモン・カルデナス(米国、30)が、2026年8月30日(日本時間)、米ラスベガスでレオナルド・カリーリョ(コロンビア、33)と対戦し、2-1の判定勝ちを収めた。

  • カルデナス選手(本人インスタグラムより)
    カルデナス選手(本人インスタグラムより)
  • カルデナス選手(本人インスタグラムより)

「ハイライト映像に残るようなダウンを奪う必要はなかった」

   カルデナスは25年5月に米ラスベガスで、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、33)に挑戦。2回にダウンを奪ったものの、最後は力負けし、8回TKO負けを喫した。

   「モンスター」からダウンを奪ったことで、世界の注目を集めた。実力は高く評価され、現在、WBCとWBAの2つの団体で世界ランキング2位に入っている。

   カルデナスは25年12月に復帰戦を行い、今回の8月30日のカリーリョ戦は、復帰第2戦だった。

   試合はダウンシーンがないまま10回を終え、採点は割れた。3人のジャッジのうち、2人が98-92、96-94でカルデナスを支持。残り1人が、97-93でカリーリョを支持した。これで戦績は28勝(15KO)2敗となった。

   井上との再戦を望むカルデナス。米専門メディア「ボクシングシーン」(ウェブ版)は、今回の復帰第2戦に関して、カルデナスの力強いパンチを評価した。

   記事では「第6ラウンドに頭部へ放った鋭い右ストレートは、世界王座挑戦に向けたポジションを維持するための、堅実な戦いの一環だった」と評し、こう続けた。

   「正確なボディブロー、活動量の増加、そして賢明なパンチングによって相手との距離を十分に保てていたため、ハイライト映像に残るようなダウンを奪う必要はなかった。カルデナスの戦いぶりは、終盤のラウンドに入ると、カリーリョが互角の打ち合いに踏み込むことを躊躇させるものだった」

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