茨城県神栖市長選で、「まんじゅうや」「だんごさん」という表記は有効かどうかを争った裁判で、東京高裁は2026年9月3日無効と判断した。この日放送の「情報LIVEミヤネ屋」(日本テレビ系)ではこの問題を取り上げたが、選挙とは何かと考えた時、投票ではきちんと名前を書くべきだとの意見が出た。一騎打ちの投票結果が同数でくじ引きしたが番組は、昨年11月に行われた茨城県神栖市長選のいきさつを振り返る。現職の石田進氏と新顔の木内敏之氏との一騎打ちとなったが、投票結果は1万6724票の同数。くじ引きで木内氏が当選したが石田氏が意義申し立てを行い、市選管が全票の再点検、結果は変わらなかった。次に石田氏は県選管に異議申し立てをして全票を再々点検、今年4月に木内氏が当選無効となった。木内氏は東京高裁に異議を申し立てた。木内氏自身の2票は有効で、石田氏の8票は無効ではないか、というものだ。この木内氏の2票というのが「まんじゅうや」「だんごさん」と書かれた2票である。木内氏の実家は創業120年以上の老舗和菓子店で木内氏自身も昨年5月までそこで働いていたという。地元で「まんじゅうや」と言えば木内製菓を指すもので、木内氏は「まんじゅうや」と「だんごさん」の表記は自身への投票だと主張していたが、東京高裁はこれを認めなかった。「まんじゅうや」と書くのはおかしい、ちゃんと名前を書け読売新聞特別編集委員の橋本五郎さんは「こういう問題を考える時には基本からいかなければいけない。まず公職選挙法が定めている選挙とは何か。国民が主権者で、大変な権利で義務でもある。そのことを考えた時、厳しく見なければいけない。投票所にはちゃんと候補者の名前が書いてある、そこから選べと書いているにもかかわらず、『まんじゅうや』と書くのはおかしいと思う。そんなところまで認めるべきじゃない。まんじゅうが選挙やるわけじゃない。私は変だと思う」と話し、東京高裁の判断を支持した。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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