議論すべき2点、「生前退位」と「女性天皇」
とくに議論すべきは2点だとして、寺島氏はこう提起した。
「10年前に生前退位された上皇様ではないですけれど、退位のルールというのが(決められていない)。あの時は特例法でしのいだんですけども、今でも天皇は譲位しちゃいけないことになっているんですよね、皇室典範上は」
象徴天皇としての勤めが果たせないと自らが判断したら、退位できるよう皇室典範を改正すべきというのだ。
「それから、もう一つは、当然のことですけど、日本国憲法下の男女平等という考え方に立って、女性天皇の容認に関する議論というものは、しっかりやらなきゃいけない。この2点だけは、(結論は)もうはっきりしてると思いますね」
天皇一家のメッセージ、女性天皇の可能性を事実上つぶしたとの見方がある高市首相に届いているだろうか。
(シニアエディター 関口一喜)