朝鮮半島の非核化の流れが変わった?
手嶋さんは「朝鮮戦争の当事者である北朝鮮をまず説得して、中国としては後顧の憂いなくして台湾統一にすべての力を注ぐようにしようとしている。それを裏付けるように8月には中国の王毅外相がソウルを訪れて韓国側に南北の対話を呼び掛けている。こうした中でトランプ大統領は、金正恩総書記との直接対話に意欲を示している。11月の中間選挙を迎えて新たな外交上の成果をあげたい、そのためには北朝鮮を核保有国として認めるようなことも(ある)」と言う。
手嶋さんは「米中両国は一致して朝鮮半島の非核化を言ってきたがそういう流れがちょっと変わってきた、中国や北朝鮮としては前のめりになっているトランプ大統領を引き付ける好機になっている」と話す。日本もこの動きに乗り遅れずに日米関係、日韓関係の強化に努めるべきとの見方を示した。中国は台湾の統一、アメリカは中間選挙、北朝鮮は核保有の承認。そのなかで、日本は何を目指すべきか。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)