アメリカ特使がロシア、ウクライナを訪問 ドンバス地方を諦めさせる代わりに、経済制裁の緩和など提示か...識者の見方

ウクライナ側の主張も直接聞く

   アメリカは今までも和平の仲介をしてきたが両国の合意には至っていない。今までの仲介との違いは何か。小谷さんは「アメリカ側がこれまでの『ウクライナは戦争に勝てない』という前提を見直し、ロシアだけでなくウクライナ側の主張も直接聞く形に変わった。アメリカにとってロシアとウクライナの直接協議の再開が最優先課題になるのではないか」と話す。

   大きな壁となるのが領土をめぐる問題だが、新たなアメリカの和平案について小谷さんは「アメリカ財務省の『制裁』を担当している高官も同行していることからロシアにドンバス地方引き渡しを諦めさせる代わりに、経済制裁の緩和やアメリカとの経済協力の拡大などを提示した可能性がある」と話す。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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