ドンスコイ大公遺骨を戦線に送り、精神的な支えにする計画
ドンスコイ大公の遺骨を大行進で披露したことにどんな意味があるのか。
拓殖大学客員教授の名越健郎さんは「ドンスコイを今回政治利用したというのは、ウクライナ戦争が天王山を迎えつつあるという意識があるのではないか」という。
ロシア国防省によると、軍はドンスコイ大公の遺骨の一部を、特殊作戦地域を含む軍各部隊に送り、現地兵士らを鼓舞し精神的な支えにする計画があると発表している。
名越さんは「歴史的な物語で戦意高揚を狙い、来週に控える下院選挙へもプラスに働きかけたいプーチン大統領の苦しい状況が透けて見える出来事だ」と指摘する。
杉村太蔵さんは「どのくらい効果があるのか。織田信長の遺骨が発見されたみたいなことなのか。それでどのくらい、現代の兵士が『よし(戦うぞ)』と(戦意高揚に)なるのかちょっとわからない」と話す。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)