ヘグセス国防長官は、「大量投入型」戦争でいいとの主張を繰り返す
共同通信社客員論説委員の杉田弘毅さんは「今、トランプ政権を抑制できているのは最高裁判所と軍だと思うが、軍はイラン戦争の開始及びエスカレートにかなり危惧を覚えているのは間違いない。それを直接的な所感や対話の形でヘグセスさんを通してトランプさんに伝えようとしている。そういう動きに対してヘグセスさんは反対している。イラン戦争をいつ止めるか、続けるかということで、トランプ・ヘグセスと軍の対立が深まっている」と話す。
柳澤秀夫さんは「軍の運用という面と、実際に指揮をする国防長官の間にいろいろな作戦上の進め方をめぐって(対立が生じている)。これまでのような戦争ではなくて、新しい時代に対応するためには無人兵器、ドローンとかを多用すべきだという意見がペンタゴンから出てきても、ヘグセス長官はこれまでの大量投入型の戦争でいいのだという主張を繰り返したと聞いている」と話す。
軍内部の混乱は、イラン戦争への評価につながり、この秋の中間選挙にも影響する。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)