球団史上初のリーグ連覇を狙う阪神が苦しんでいる。2026年9月14日の中日戦(甲子園)で0-6と完敗を喫して今季ワースト6連敗。2位の巨人がDeNAに敗れたため、0.5ゲーム差は変わらないが、深刻なチーム状況になっている。打線が沈黙...6年ぶり3試合連続完封負け苦戦の原因は6年ぶりの3試合連続完封負けを喫した打線だ。目下56イニング連続適時打なし。つながりを欠き、本塁が遠い。藤川球児監督の采配にも疑問の声が。4点差を追いかける7回1死二、三塁の好機で立石正広が三ゴロに倒れると、坂本誠志郎も左飛で無得点に終わった。坂本は今月に入ってから25打数無安打。打撃不振にもかかわらず、前日13日の9回2死満塁に続き、指揮官はこの場面も坂本に代打を送らなかった。「捕手は伏見寅威、梅野隆太郎がベンチに控えていますし、坂本は打撃の状態が明らかに悪い。選手を信じるのは大事ですが、得点が奪えず打線に閉塞感が漂う状況を考えると、坂本に代打を送るべきだったのでは。森下翔太、佐藤輝明、大山悠輔のクリーンアップに依存した打線で、3人に当たりが止まると、得点を取るパターンが少ないため一気に破壊力が落ちる。今後の戦いでも起用法に変化がなければ、巨人に逆転優勝される可能性があります」(スポーツ紙記者)藤川監督は就任1年目の昨年に85勝54敗4分で、2位・DeNAに13ゲームの大差をつけてリーグ優勝を飾っている。今年も戦前の下馬評では圧倒的優位を予想する声が多かったが、戦いは蓋を開けてみなければ分からない。9月に試練の戦いが続いているが、救いは首位から陥落していないことだ。巨人が波に乗り切れていない中で、再び突き放して頂点に立てるか。レギュラーシーズンは残り17試合。球団の歴史を変えるためにも、目の前の試合を勝ち続けるしかない。(中町顕吾)
記事に戻る