中国メディア「新浪体育」(ウェブ版)は2026年9月25日、アジア大会卓球男子団体決勝戦で、日本代表に敗れた中国代表について、「厳しい現実を突きつけられた」との見解を示した。
「日本代表は『二本柱』の戦闘システムを構築」
男子団体決勝は24日にスカイホール豊田で行われ、日本が3-2(3戦先勝方式)で中国を下し、金メダルを獲得した。報道によると、日本の金メダルは1966年バンコク大会以来60年ぶり。
第1試合は、チーム最年少の松島輝空(19)が任され、世界ランク1位の王楚欽(26)と対戦。第1ゲーム、第2ゲームと連取するも、第3ゲームから第5ゲームまでを落とした。
第2試合は、日本のエース張本智和(23)が登場し、第1ゲーム、第3ゲーム、第4ゲームを取って勝利した。これで1勝1敗とした。
第3試合は、戸上隼輔(25)が元世界ランク1位の林詩棟(21)に敗れ1勝2敗。第4試合は、張本、王のエース対決となり、張本がストレート勝利で2勝2敗のタイとした。
第5試合は、松島が温瑞博(19)を3-1で破り、日本が金メダルを獲得した。
卓球王国の敗退を複数の地元メディアが速報し、「新浪体育」は「歴史的敗北」と報じた。
記事では「中国代表が真に直面する必要があるのは、張本選手の個人としての目覚ましい活躍ではなく、むしろ日本代表の全体的な構造における質的な変化である」と指摘し、こう続けた。
「世界ランキングを見れば多くのことがわかる。男子シングルス1位の王楚欽は、中国で唯一安定して得点できる選手だが、日本の張本と松島はそれぞれ3位と4位にランクインしており、戸上隼輔もトップ15に入っている。日本代表は『二本柱』の戦闘システムを構築しており、両選手とも主要な国際大会で中国の主力選手を打ち負かす能力を持っている」
「中国代表の次なるリーダーはどこにいるのだろうか?」
そして、日中の卓球代表の現状について、次のように分析した。
「ロサンゼルス五輪のサイクルが始まり、日本の二大主力選手は依然として成長を続けている。松島はまだ19歳だ。中国代表の次なるリーダーはどこにいるのだろうか?あるいは、王楚欽を支える選手たちはどこにいるのだろうか?今のところ、答えは出ていない。今回の名古屋での敗北は、単なる一試合の結果というよりも、むしろ厳しい現実を突きつけられた。それは、対戦相手がもはや『追いかける』側ではなく、真に先を進んでいることを中国チームに改めて認識させたのだ」
スポーツ紙の報道によると、エース張本は試合後、「この瞬間を10年、10年以上待って、やっと来て、本当にとんでもなく嬉しいです」と語ったという。