米トランプ大統領が直々に中国の習近平国家主席を出迎えに行くなど異例ずくめの米中首脳会談。最初から最後まで親密さをアピールしたが、中身はどうだったのか。2026年9月26日放送の「サタデーLIVENEWSジグザグ」(読売テレビ・日本テレビ系)に出演したキヤノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司さんが双方の狙いについて解説したが、中国のほうが上手だったという。両国の事前打ち合わせでは「接待の話しかしていない」峯村さんは「今回はあまり中身がなかった。今年あと2回会談があるので、そこで何とか完成させようというのが両国の思惑でもある」と話す。先日もワシントンでトランプ政権の関係者と話し合ったとして峯村さんは「中国と話し合った内容もほとんど何を合意するかじゃなく、赤じゅうたんを敷くのか、どのワインを飲むのか、どういうカメラを入れるのかそういう接待の話しかしていない。とにかく11年ぶりの国賓待遇をどう盛り上げるか、最初から彼らの言う成功が予定されていた」と解説した。トランプ氏は、用意された原稿を棒読みしていた峯村さんが注目したのが歓迎式典でのトランプ大統領の「第二次世界大戦で中国はアメリカの同盟国だった」と話したあいさつだ。「トランプさんは用意した原稿をまるまる棒読みしている。初めて見た。関係者に聞いたら、どうも中国側と綿密に文面をすり合わせしている。つまり中国側に言わされている。トランプさんが『かつて同盟国だった』と言った後に、習主席がそのあとに(中米が)日本の軍国主義と戦ったと、セットで言っている。米中がかつての日本に対してバッシングをした、それを今の(日本の)新型軍国主義にくっつけようというのが中国の意図だ」と話す。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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