「井上のディフェンスのうまさが際立った」
京口氏は、井上の高度なテクニックを評価した上で、「拓真選手が、終盤にかけて明確にポイントを取った」と明言。京口氏の採点は、116-111で井上勝利だったという。
7回にダウンを奪いながらも、またも井上に屈した那須川。なぜ勝てなかったのか。京口氏は、独自の視点で那須川の敗因に言及した。
「試合を見ていて思ったのが、拓真選手のヘッドスリップ。これに対する対応が、天心選手はできなかった。これが敗因かな。拓真選手のヘッドスリップはすごく速く、絶妙なタイミングでする。そのディフェンスのうまさが際立った。このヘッドスリップをさせないような引き出しがあったら、展開は変わっていたかもしれない。『たられば』になるけど、拓真選手の強いボクシングが光った」
スポーツ紙の報道によると、那須川は試合後、採点に関して「わかんないことだらけ。どうしたらポイント取れるかも分かんないし」などと語ったという。井上のプロ戦績は23勝(5KO)2敗。那須川は8勝(3KO)2敗。