高市早苗首相がモンゴルのオチラル首相とのワーキングディナーで乾杯したときの様子がSNS上で波紋を広げている。首相官邸の公式Xアカウントが2026年9月29日に公開した動画で、高市氏は「トグトーイ」(モンゴル語で乾杯)と言いながらグラスを頭の上まで掲げた。これに対し、「下品な乾杯」「居酒屋じゃないんだぞ」などの声が上がっている。熊本地震の被災地視察動画にも批判高市氏は9月29日、首相官邸でオチラル首相と会談し、最後にワーキングディナーを行った。内閣広報官の公式Xアカウントは同日、打ち解けた雰囲気だったと説明し、オチラル首相が札幌にホームステイをした経験があることを語っていたことなどを明かした。首相官邸の公式Xアカウントでも同日、首脳会談やワーキングディナーの様子をまとめた約1分間の動画を公開。その終盤のシーンには、高市氏が「トグトーイ」と言い、笑顔でグラスを頭上に掲げる様子が映っている。この乾杯の様子がSNS上で波紋を広げ、「下品な乾杯」「頭より上にあげるのは相手に失礼になります」「日本の品位を下げる」「国際マナーを覚えましょう」「こんな下品な乾杯見たことない...」などの声が上がっている。高市氏を巡っては、首相官邸の公式Xアカウントが8月3日に公開した動画も問題視された。熊本地震の被災地を視察する様子をまとめた約2分の動画で、高市氏がヘリコプターで上空から合掌をしたり、被災者から「全部が全部ありがたかったです」と言われたりする様子を紹介していた。首相官邸の公式YouTubeチャンネルが5月29日に公開した動画も波紋を広げた。フィリピンのマルコス大統領との夕食会を映したシーンでは、高市氏が右手を上げながら左右にユラユラ揺れる様子を紹介。この仕草にも批判的な声が上がっていた。乾杯のマナーは「目の高さにグラスを持って、相手の目を見てグラスを掲げます」外務省の公式サイトでは、国際儀礼(プロトコール)について「国家間の儀礼上のルールであり、外交を推進するための潤滑油。また、国際的・公式な場で主催者側が示すルールを指すこともある」と定義している。また外務省は、プロトコールの根本となる考え方は「国の大小に関係なくすべて平等に扱う」「誰もが納得するルールに従う」だと紹介している。乾杯のマナーについては、「公式な食事の席での乾杯は、デザートの前に行う場合と、食事の冒頭に行う場合があります」としたうえで、「乾杯は、グラスの音を立てないのが正式なマナーです。目の高さにグラスを持って、相手の目を見てグラスを掲げます」と説明している。
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