しゃぶしゃぶ食べ放題チェーン「しゃぶ葉」で、配膳ロボットが運ぶ肉をほかの客に取られたと訴える投稿が、SNS上で再び相次いでいる。2025年2月下旬にも同様の報告が注目を集め、しゃぶ葉を展開するすかいらーくホールディングス(HD)広報室は当時、再発防止策を説明していた。広報室は26年10月2日、J-CASTニュースの取材に対し、「ご不便や不快な思いをおかけしたお客様に心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。入店案内機の導入により利用方法の説明が行き届いていなかったという。今後は、ほかの客の商品を取ろうとすると音声で知らせる追加機能を導入するなど、対策を強化する予定だとしている。25年3月には再発防止策打ち出すしゃぶ葉では、価格に応じて注文できる料理が異なる食べ放題コースを複数用意している。低価格帯では豚肉や鶏肉が中心だが、高価格帯では国産牛やブランド豚なども選べるようになる。また、肉類は配膳ロボットが席まで運ぶ仕組みになっている。26年9月上旬、高価格帯の食べ放題コースを選ぶと、配膳ロボットが運ぶ間に肉を取られることがあると報告するX投稿が注目を集めた。その後も同様の経験を訴える投稿が相次ぎ、意図的な「横取り」ではないかと指摘する声も上がった。しゃぶ葉での「横取り」報告は、25年2月下旬にもSNS上で注目を集めた。すかいらーくHD広報室は25年3月のJ-CASTニュースの取材に対し、「わかりづらい点」により不便をかけたと謝罪。再発防止策として、どの棚の肉を取るかをテーブル端末にアニメーションで表示する機能を準備していると説明していた。「入店案内機」の導入で説明が行き届かず広報室は今回の取材に対し、「配膳ロボットが運搬する商品を他のお客様がお取りになってしまう事象につきまして、ご不便や不快な思いをおかけしたお客様に心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。SNS等での指摘を含め、店舗と本部で状況を把握していると回答した。広報室によれば、近年は「入店案内機」を導入している。そのため、配膳ロボットからの適切な受け取り手順などの利用方法の案内が、全ての客に十分に行き届いていないという課題があったとしている。配膳ロボットが一度に複数のテーブルへ商品を運ぶとき、表示ランプや音声ガイダンスで知らせているものの、「それらのご案内のみでは十分にお伝えしきれず、結果として取り間違いが生じておりました」と説明した。広報室は今後の対策として次の2つを示した。1つ目は、案内方法の変更だ。商品を素早く提供するため、配膳ロボットで複数のテーブルに提供する方式は継続する。だが今後は、案内時や着席後にスタッフがロボットの利用手順について十分に説明する運用に変更する。さらに、英語や中国語などに対応したイラスト入りの掲示も設置する。2つ目は、ネコ型の配膳ロボットへの追加機能だ。表示ランプや音声ガイダンスの機能に加えて、別の客の段の商品を受け取ろうとしたときにも音声で知らせる。既に一部の店舗で検証しており、客からの評価も高いという。今後、全店への展開を予定している。
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