政府は米側に抗議
事件は10月3日未明に発生。那覇市にあるホテルで女性の遺体が見つかり、米海兵隊の上等兵が4日に強盗殺人の疑いで逮捕された。
複数の報道によれば、強盗殺人容疑で逮捕されたのは、米軍普天間基地に所属する海兵隊の上等兵、デビン・ジェイコブ・バラード容疑者(20)。那覇市に住む女性(39)を殺害したうえで財布などを奪った疑いがもたれている。バラード容疑者は容疑を否認しているという。
小泉進次郎防衛相は4日昼の会見で事件に言及し、「ご遺族の皆さまには、衷心より哀悼の意を表します。このような事件は言語道断で許されず、強い憤りを覚えます」とコメントした。
また、小泉氏は同日夕の会見で、防衛省に在日米軍のスティーブン・ジョスト司令官を呼んだうえで、「日本側として極めて深刻に受け止めていると直接伝え、アメリカ側に強く抗議しました」と明らかにした。遺族への適切な対応や捜査への全面協力を求め、徹底した再発防止策などを講じるよう申し入れたとしている。
茂木敏充外相も4日、外務省にジョージ・グラス駐日米国大使を呼んだ。同省の発表によれば、「極めて残忍で凶悪な事件の発生は極めて遺憾であり、強い憤りを覚える」として抗議し、小泉氏と同様に、捜査への全面協力や再発防止の徹底などを求めた。