過去の首相は記者団の取材に答えた例も
16年4月、沖縄県うるま市の女性が殺害され、同年5月19日に元米海兵隊員で米軍属の男が逮捕された事件では、逮捕翌日の20日、安倍晋三首相(当時)が記者団の取材に対し「非常に強い憤りを覚える」などと答えた、と複数メディアが報じている。
安倍氏はその後、G7伊勢志摩サミットのため来日したオバマ大統領(当時)と会談。外務省によれば、16年5月25日、「事件は身勝手で卑劣極まりない犯罪であり、非常に憤りを覚える、日本の総理として強く抗議したい」などと述べたとしている。
12年10月、沖縄県で米兵2人が帰宅途中の女性に暴行を加えてけがを負わせたとして逮捕された事件では、NHKの記事によれば、逮捕翌日の同年10月17日、野田佳彦首相(当時)が記者団の取材に対し「あってはならないことだ」と述べたとしている。
09年11月、沖縄県読谷村で発生した米兵のひき逃げ死亡事件では、在沖縄米軍が身柄を拘束していると明らかにした同年11月10日、鳩山由紀夫首相(当時)が記者団に対し、身柄の引き渡しを求める発言をしたと、複数メディアが報じている。
なお、J-CASTニュース編集部が調べた範囲では、米軍関係者が関わる重大事件で首相が単独の記者会見を開いた例は見当たらなかった。