維新・中条きよし議員の動画巡り批判も...近くにいた同僚議員が反論「何でも『ハラスメント』と断定することには慎重」

   日本維新の会の中条きよし参院議員(80)が同党の松野明美参院議員(58)に対し「ハラスメント」をしているのではないか、とSNS上で波紋を広げている。これを受け、維新の佐々木りえ参院議員(44)が2026年10月7日にXを更新し、「何でも『ハラスメント』と断定することには慎重でありたい」などと反論した。

  • 日本維新の会の中条きよし参院議員(写真:Pasya/アフロ)
    日本維新の会の中条きよし参院議員(写真:Pasya/アフロ)
  • 日本維新の会の松野明美参院議員のX(@akemi1212333)より
    日本維新の会の松野明美参院議員のX(@akemi1212333)より
  • 日本維新の会の中条きよし参院議員(写真:Pasya/アフロ)
  • 日本維新の会の松野明美参院議員のX(@akemi1212333)より

中条氏による松野氏への動作がSNSで波紋

   発端となったのは、国会中継の切り抜き動画を添付したX投稿だ。26年10月5日午前の参院本会議の中継映像だとみられる。動画の右上には「日テレNEWS LIVE」というロゴが表示されている。

   動画では、松野氏の後に続いて中条氏が本会議場に入ってくる場面が映っている。中条氏は書類のようなもので松野氏の腰から臀部のあたりを叩くような動作をし、大きな音もしている。すると、松野氏が振り向き、中条氏と会話をしていた。

   SNS上では、この動画が7日12時時点で1100万件以上表示されるなど、大きな注目を集め、「お尻をスパーンと叩いたことは立派なパワハラ・セクハラになると思う」「女性の尻を書類で叩くのはセクハラだな」「同じことを男性議員にはしないはず」などの声が寄せられていた。

   松野氏は5日にXを更新し、この動画を添付したX投稿を引用リポストしたうえで、絵文字付きで「え〜っ、映ってたの?! 動画を見るまで、全く気が付きませんでした」と記した。

   だがSNS上では、中条氏だけでなく松野氏に対しても、「その場で怒るべきです」「もっと怒って欲しい」「毅然とした態度でセクハラにNOを示してください」「女性を雑に扱っていいと認識させてはならない」などの声が寄せられていた。

   こうした中、切り抜き動画が映している場面の近くにいたと5日のX投稿で明かしていた佐々木氏が7日に再びXを更新し、中条氏の行為を「ハラスメント」だと指摘する声に対して反論した。

   佐々木氏は「私が映っていたので、深く考えずシェアしてしまい、申し訳ありません」と前置きを記したうえで、次のように訴えた。

「政治家だからこそ、当事者の気持ちを勝手に決めつけず、何でも『ハラスメント』と断定することには慎重でありたいと思っています。ハラスメントを許さないことと、何でもハラスメントと決めつけることは、別の話だと思います」

   続けて、「政治家だから、国民の皆さんの見本に、ずーーっと言っていますが、聖人君子ではありません。何を言われても仕方がないということでもありません」とも説明。そして最後に、「SNSで投げかける言葉が、ときに人を深く傷つけ、凶器にもなり得ること。そのことも、お互いに忘れないでいたいと思います」と締めくくった。

   松野氏と中条氏は、22年の参院選で維新から比例代表で初当選した同期だ。松野氏はソウル五輪女子1万メートル日本代表の元陸上選手で、熊本市議と熊本県議を務めた。中条氏は「うそ」で知られる歌手で、俳優としても活動してきた。

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