2026年のプロ野球。今オフのFA市場で注目されるのが、広島の床田寛樹、森下暢仁、坂倉将吾だ。「先発のコマ不足に悩むチームにとって床田、森下は魅力的」3人が投打の主力選手であることは周知のとおりだ。床田は23年から3年連続150イニング以上投げるなど、先発ローテーションの軸として稼働。今季は23試合登板で143回3分の1を投げて8勝6敗、防御率2.76だった。森下はプロ1年目に新人王を受賞するなど、2ケタ勝利を3度記録。今季は投球回数が137回3分の2で規定投球回数にわずかに届かず、7勝11敗、防御率3.60と負け越したが、他球団の評価は高い。坂倉は4月下旬から4番に座り、139試合出場で打率.251、15本塁打、74打点をマーク。得点圏打率.323と勝負強さを発揮した。「先発のコマ不足に悩むチームにとって床田、森下は魅力的でしょう。一、三塁を守りパンチ力とミート能力を兼ね備える坂倉も、セ・パ問わず評価が高い選手であることは間違いない。広島は資金力で他球団に見劣りする上、低迷期が続いています。優勝争いができる環境を望むなら、FA権を行使して移籍という選択肢が視野に入ってくる。シビアな見方をすると、3人全員が他球団に流出する事態も覚悟しなければいけない。残留の可能性は低いと思います」(スポーツ紙デスク)広島はリーグ3連覇を達成した18年オフに丸佳浩が巨人にFA移籍以降、優勝争いから遠ざかっているシーズンが続いている。その後も西川龍馬、九里亜蓮が共にオリックスへFA移籍。床田は兵庫県出身、森下は大分県出身、坂倉は千葉県出身でそれぞれの地元に近い球団が獲得オファーを出す可能性が十分にあり得る。FA移籍となれば戦力ダウンは避けられない。3選手は今オフにどのような決断を下すだろうか。(中町顕吾)
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