サイバー攻撃による個人情報の漏えい被害が連日のように報じられているが、なぜ相次いでいるのか。セキュリティー会社によると、「AI技術が進歩して、日本語という難しい言語の壁が突破され、日本が世界でいちばん狙われている」という。サイバー攻撃は昨年よりすでに56%増加TBSスペシャルコメンテーター星浩さんは、「警察の関係者によると、とにかくいま総力を挙げて、どういう人たちが狙っているのかを捜査しているということです」と、2026年10月8日放送の「Nスタ」(TBS系)で報告した。警察庁サイバー捜査課の棚瀬誠・元課長は、「AIを悪用することでセキュリティーの穴を探すことが楽になり、"にわかハッカー"が増えている」と説明する。日本IBMによると、AIを悪用したサイバー攻撃は、昨年(2025年)よりすでに56%増加しているという。不審なメールやURLが届いたらどうすればいいか井上貴博キャスターは「流出した情報の種類で悪用のされ方や危険度が変わります」と解説。氏名・電話番号・住所・メールアドレスが流出すると、「組み合わせて悪用される恐れがある」と棚瀬さんは注意を促した。フィッシング詐欺メールが自分の名前あてで来るので、思わず開いて「リンク先でID・パスワードの入力を求められた場合に、入力してしまうおそれが高まるということです」(井上キャスター)では、不審なメールやURLが届いたらどうすればいいか。棚瀬さんは「本物か偽物か見分けようとせず、リンクも開かない。公式ホームページやアプリにアクセスし、確認を」とアドバイスしている。もはや自分の個人情報は漏れてしまっていると考えたほうがいいのだろう。とにかく、覚えのないところからのメールは開けないという防衛策が必要なようだ。(シニアエディター 関口一喜)
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