指定席なのに「そこは自分たちの席です」強い口調で退席を求められた 車掌に確認してもらったが...残念な事態に

   友人と旅行に出かけた佐々木綺佳さん(仮名・20代)は、帰りに特急列車を利用したことがあった。そのとき、列車は大幅に遅れていたものの、事前に指定席を予約していたため、座って帰れると思っていたという。

   ところが、途中駅から乗ってきた乗客から突然、「そこは自分たちの席なので、どいてほしい」と言われたそうだ。

  • 指定席のはずが「そこは自分たちの席です」と退席を求められ…(写真はイメージ)
    指定席のはずが「そこは自分たちの席です」と退席を求められ…(写真はイメージ)
  • 指定席のはずが「そこは自分たちの席です」と退席を求められ…(写真はイメージ)
    指定席のはずが「そこは自分たちの席です」と退席を求められ…(写真はイメージ)
  • 指定席のはずが「そこは自分たちの席です」と退席を求められ…(写真はイメージ)
  • 指定席のはずが「そこは自分たちの席です」と退席を求められ…(写真はイメージ)

「この席で間違いないです」と説明しても納得せず

「最初は、お互いの座席番号を確認すればすぐに解決すると思いました。私たちも切符を見せながら、『この席で間違いないです』と説明したんです」

   しかし、相手は納得せず、強い口調で席を譲るよう求めてきた。

「近くに車掌さんがいればすぐに確認してもらえたんですが、そのときは見当たりませんでした」

   旅行帰りで疲れていた佐々木さんたちは、これ以上言い合いになるのを避けるため、仕方なく席を離れることにした。

   その後、車掌を見つけて事情を説明。切符を確認してもらったところ、佐々木さんたちが座っていた指定席で間違いなかったという。

「ただ、そのときには私たちは席を離れていましたし、車内もかなり混雑していました。座っている人に直接注意して、席を戻してもらうという対応にはなりませんでした」

   車掌はほかに空いている指定席がないか確認したものの、空席はなかった。そのため、指定席と普通席の差額が返金されることになった。

約2時間立ちっぱなし...さらに最終バスにも間に合わず

「結局、約2時間、ほとんど立ったまま移動することになりました」

   さらに、列車の遅れはその後の移動にも影響した。途中で普通列車に乗り換えて、それから最寄り駅に着いたら、バスを利用して帰宅するつもりだったという。

「(特急列車が)遅れたことで、予定していた最終バスに間に合わなかったんです」

   そのままでは帰宅できなかったため、予定にはなかった新幹線を利用することに――。当然、追加の交通費がかかった。

「旅行自体は楽しかったんです。でも、帰りだけで列車は遅延、指定席のトラブル、予定外の出費まで重なって疲れました」

   指定席を予約していても、列車の遅延や乗客同士の行き違いなど、予期せぬトラブルに巻き込まれることがある。座席をめぐって認識が異なった場合は、乗客同士で解決しようとせず、乗務員に確認を求めることが大切だ。

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