ヒューマンクリエイションホールディングスも報告
この問題をめぐっては、ヒューマンクリエイションホールディングスも公式サイトで発表し、経緯を説明している。
発表によると、同社の子会社であるコスモピアは、グループが従前から使用していた受発注支援プラットフォーム企業を介し、UTエイムの従業員から「QUOカードの購入代行及び仕分け配送に係る取引」の打診を受けた。コスモピアは、UTエイムとの取引だと認識し、受諾したという。
コスモピアは、8月と9月に累計4億円相当のQUOカードを購入し、指定されたUTエイムのオフィス宛てに納品。依頼した従業員が受領したが、8月分の支払期日になっても代金の入金がなかったという。そこで、UTエイムに確認したところ、依頼した従業員とUTエイムから、同社が「承認した取引ではない」旨の説明があったとした。この説明を前提にすると、
「コスモピアは、UTエイムの従業員がUTエイムによる正式な取引であるかのように装うことによって、当該従業員に400百万円相当のQUOカードを交付させられ、同品を詐取されたということになります」
と、説明した。
4億円相当のQUOカードについては、「現時点において、その所在及び利用・処分状況の全容を確認できておりません」と報告した。
ヒューマンクリエイションホールディングス側は、UTエイムおよびUTグループに対し調査と報告を求めるとともに、解決に向けた申し入れを行っているとした。
また、ヒューマンクリエイションホールディングスは弁護士や公認会計士である社外取締役・監査役を含む社内調査チームを立ち上げ、事実関係の全容解明や対象となる取引範囲等の特定、原因分析、再発防止策の検討を進めていると報告した。
同社は現時点で回収可能額を合理的に見積もることが困難として、未回収となる可能性のある4億円全額を特別損失として計上する見込みとしている。