刑罰を重くしても効果は疑問、防止の方策はないのか
小島さんは「新しい列車が出る時、今まで走っていた列車が引退する時、線路が廃止になる時、そういうきっかけがあるとどうしても人が集まってきて問題が起きやすい。よりいい写真を撮りたい、よりいいポジションで眺めたい、その競争・争いになるのでどうしても問題が起きやすい」と話す。
こうした迷惑行為に対処法はあるのか。
小島さんは「今まで1年の有期拘禁刑だったものを明日から2年にします、3年しますと言ったところで響かないと思う。刑罰に至る以前のところの対応を強化しないといけない。現場で見つけ次第係員が『はい、あなたダメ』『はい、あなたやめて』と即時対応できるような環境づくりが必要」と話す。
しかし、安全運行管理に手いっぱいの係員がイタチごっこのようなことに時間を割くことは難しいだろう。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)