高市早苗首相は2026年10月5日の所信表明で、「私が貫く志は『経世済民』です」と胸を張った。経世済民とは「経済」の語源で、世を経め(おさめ)、民を済う(すくう)という意味だ。一見、平和で豊かな世の中を目指すという意味のように聞こえるが、「いや、強烈な違和感がある」と10月18日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)で寺島実郎氏(日本総合研究所会長)が痛烈に批判した。
「皇帝が世を治め、民を救うという意味」
「漢籍、中国の文献を引用したのですが、本当は、民主主義の指導者が使う言葉じゃないんです。帝王学、皇帝の目線なんです。皇帝が世を治め、民を救うという意味なんですね。強烈な上から目線(の言葉)です。皇帝とかが言うね」
高市首相が皇帝気取りというわけではないだろうが、選挙で選ばれた首相が決して使うべき言葉ではなく、そのことを知らないのだろうかというのだ。