片山杜秀教授「石破政治はいい意味で現実主義だった」
慶応義塾大の片山杜秀教授が石破政治と高市政治を比較した。「石破さんの時はつまらないと思った人が多かったが、日本の身の丈に合ったことをやる、いい意味で現実主義だった」と評価。これに対して、「高市さんになって、日本が元気になったなと思う人が多い。ナショナリズム、現実至上主義、ポピュリズム的に『日本はまだまだ頑張れる』と強調すれば人気は出る」と分析し、石破政治と高市政治のどちらを評価すべきか、「ここ2、3年くらいで分かってくることだと思う」と見ている。
後藤健次氏(ジャーナリスト)は「(高市首相は)本当の保守なのか。伝統とさまざまなこれまでの秩序を守っていこうという(のが保守ではないか)」と指摘した。
片山教授は高市首相のナショナリズム、ポピュリズムの先にはファシズムがあると危惧し、それが自称「保守」という言葉で隠されているという。
石破氏は「不都合なことでも、誠心誠意訴えるんだと。その時だけよければいいというのは保守じゃない」と、高市首相や与党に政治家の覚悟を求めた。
(シニアエディター 関口一喜)