プロ野球楽天の元監督で野球解説者のデーブ大久保氏(59)が、2026年10月21日にユーチューブを更新し、中日の根尾昂投手(26)について、監督が交代したことで「復活するチャンスが出た」と分析した。
「指導者としては分からないが、知識に関していえばすごい人」
投手転向5年目の今季は、4月8日のDeNA戦でプロ初勝利を記録した。延長10回に登板して無失点で抑えた。
今季は1軍定着に期待がかかったが、5月上旬に出場選手登録を抹消されて以降、1軍での登板はなかった。1軍での成績は、9試合に登板して1勝1敗、防御率5.00だった。
チームは、リーグ最下位に沈み、井上一樹監督(55)が責任を取る形で辞任した。後任には、元ソフトバンク監督の工藤公康氏(63)が就任した。
工藤監督は現役時代、西武、ダイエー、巨人、横浜でプレーし、中日でプレーした経験はない。現役引退後の15年から21年までの7年間、ソフトバンクで指揮を執り、常勝軍団を作り上げ、3度のリーグ優勝と5度の日本一を経験した。
大久保氏は、現役の西武時代に工藤監督とともにプレーし、親交があるという。工藤監督の人柄をよく知る大久保氏は、「工藤監督という人の知識はすごく認めている。指導者としては分からないが、知識に関していえばすごい人」と評した。
そして、中日のチーム事情に触れつつ、工藤監督による根尾の「再生」について、次のように持論を展開した。
「コーチ陣を見ていると、昔気質のコーチもたくさんいる。『いいから、やれ』みたいな。それも大事だが、マニュアル化されると分かりやす。工藤監督なら、メカニック的に(根尾の再生が)できると思う。しかも、チャンスなのは、くすぶっている選手で『もう無理』と思われている選手。工藤監督は、そういう選手を見るのが自分の役目だと思っていく。誰にもチャンスがある」