プロ野球広島でプレーした野球解説者の高橋慶彦氏(69)が2026年11月5日にユーチューブを更新し、フリーエージェント(FA)などで大きく揺れる広島について「変わろうとしている」との見解を示した。
「ゾンビたばこ」関連で4選手が戦力外に
広島は今季、シーズン中に「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」を巡り大きく揺れた。
球団は、シーズンが終了した10月1日に、一連の「ゾンビたばこ」報道で名前が挙がった小園海斗内野手(26)、矢野雅哉内野手(27)、前川誠太内野手(23)、田村俊介外野手(23)の4選手と来シーズンの契約を結ばないことを発表した。
また、フリーエージェント(FA)戦線においても大きく揺れている。
主力の森下暢仁投手(29)、床田寛樹投手(31)、坂倉将吾捕手(28)らがFAで他球団に移籍する可能性がある。この3選手が流出すれば、球団にとっては大きな痛手となる。
チームは今季4位だったが、3位DeNAとは9.5ゲーム差だった。5位ヤクルトとは1ゲーム、最下位・中日との差は2ゲームだった。
新井貴浩監督(49)5年目の来季はどのように立て直すのか。
球団OBの高橋氏は、球団が元ヤクルト監督の小川淳司氏(69)を球団副本部長編成担当に招へいしたことに触れ、今オフの戦力補強について、次のように持論を展開した。
「今まで国内FAで選手を取ることがなかった。取られるばっかりで。でも、分からない。変わる可能性がある。できることはやるだろう。球団も変わろうとしている。できることをやるということをやらなくてはいけない。小川君が入ったので、FAで選手を取る可能性があるかもしれない」
そして、こう続けた。
「今まで外部の人間をフロントに入れることがなかった」
「いっぺんには変わらないが、半歩でも進んでいるのではないか。今まで外部の人間を(フロントに)入れることがなかった。どっちかといえば純血主義だから、外部の人間を上の方に持っていくのはなかった。以前はコーチに外部の人間が入ることはあったが、最近はなかった。(球団は)変わろうとしているのかもしれない」
今季は、シーズン中に報じられた「ゾンビたばこ」の影響もあってか、低空飛行が続いた。スポーツ紙の報道によると、新井監督はシーズン中に3度、球団に辞意を伝えたが、球団幹部が慰留したという。最終的に続投が決まった。
このような背景を踏まえ、高橋氏は「悪口を言うのは簡単。球団が悪いどうだこうだ。選手やコーチが悪いとか。球団は変わろうとしている。選手からしたら大チャンス」と語った。