<できコツ5>誰に対しても「腰を低く」してみよう!

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   「明るく、素直に、謙虚に」という価値観は、最近はあまりカッコイイと思われていないかもしれません。しかし、凡人が「できるヤツ」と思われるには、これをモットーにするのが近道です。

>>「できるヤツ」と思わせる20のコツ・記事一覧

「いや~、オレ天才ですから」と言うのは危険

モンブランのボールペンとペンケース。後輩が持っているのを見て、いろいろ調べました。野球選手がバットにこだわりを持つように、確かなものを持っていると安心できます。(野崎)
モンブランのボールペンとペンケース。後輩が持っているのを見て、いろいろ調べました。野球選手のこだわりのバットのように、安心できる1本です。(野崎)

   「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という諺があります。これは人格が高まるほど、他人に対して謙虚になる人の様子を表しています。実際、社会的な地位が高い人のなかには、相手が無名の若者でも実に丁寧に対応してくれる人もいます。偉い人でさえそうなのですから、実績のない若者が職場で偉そうにしていれば、

「アイツはプライドだけはエベレスト並みに高いな」

などと言われるのが関の山です。

   もしあなたが運よく大きな成果を上げられて、周囲から褒められることがあっても、まずはこう言って切り抜けておきましょう。

「ありがとうございます。いや~、私なんかまだまだですよ」

   このセリフを聞いた人は、

「この人は謙虚だな。向上意識も高い人なんだな……」

と勝手に想像を膨らませてくれます。そうすれば、何かいい話があったときに思い出してもらいやすくなります。

   冗談で「いや~、オレ天才ですから」などと言うのもアリですが、それは周囲との人間関係がよほど築けてからで良いですし、本人のキャラクターによるところが大きいので慎重にしましょう。自慢話というのは、本人が思っているよりも他人が聞きたくないものです。恥ずかしい失敗談を話した方がウケます。

「明るく、素直に、謙虚に」が「できるヤツ」への近道

   また、仕事について上司や先輩から注意をされたら、しっかりと聞きましょう。相手がよほど理不尽で間違っているということでなければ、

「すみませんでした。以後気をつけます。ご指導ありがとうございます」

と言いましょう。そうすれば相手も「これからもいろいろと面倒見てやろう」と思ってくれるものです。逆に、反抗的な態度をとれば、周囲は相手にしてくれなくなります。

   私は前職で、人事担当者としてさまざまな人を見てきましたが、腰が低くて「明るく、素直に、謙虚に」を備えた人は、たいがい好感度の高い「できるヤツ」と評価されて可愛がられていました。この3拍子が揃えば、敵はできないものです。

   さらに、人の雰囲気というものは他人に伝染します。同じ職場に明るく素直な人がいると、不思議とこちらも元気になってくるので、一緒に働きたい気持ちになります。個人の性格も関係しますが、少なくともネガティブな人と思われない工夫は必要です。

   私もあまりできていないので改善すべきですが、特に若いうちは、素直に謝れない、話を聞けないことが多いものです。素直さがない新入社員は、先輩から面倒を見てもらえなくなるリスクが高くなります。そうなったら、会社も面白くなくなって、仕事を通じて成長できる機会も少なくなるでしょう。

野崎大輔

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野崎大輔(のざき・だいすけ)
フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。「企業を活性化させるチェンジ・エージェント」を掲げ、東京・四谷で人事コンサルタントとして活動中。野崎人事労務管理事務所代表、特定社会保険労務士。mixiでコミュニティ「できるヤツと思わせる20のコツ」を運営。09年4月からJ-CASTで「ヨソでは言えない社内トラブル」を共同執筆。
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