「ポジティブ」になるための8つの方法
景気悪化で暗いニュースばかりのこの頃。せめて気持ちだけでも「ポジティブ」にいきたいものだ。でもうまくいかないときに、前向きに考えるのは難しい。ポジティブになるためにはどうしたらいいのか。すぐに実践できそうな8つの方法を紹介しよう。
1 「踊る大捜査線」のオープニング曲を聴く
きれいな景色を見ながらiPodなどで好きな曲を聴くのは、いい気分転換になる
「事件は会議室で起きてるんじゃない！現場で起きているんだ！」の名セリフで有名な踊る大捜査線。この熱血刑事ドラマのオープニング曲「RHYTHM AND POLICE」を聴けば、テンションアップは間違いなしだ。この方法をすすめているブログ「華麗なるてんちょー日記」では「妙にやる気が出ます。奥底から『何か』がみなぎってくるというか、アドレナリンが噴出すというか…」とその効用を説明している。
2 「魔女の宅急便」を観る
宮崎駿監督が少女の自立を描いたアニメ映画「魔女の宅急便」。この映画に糸井重里さんがつけたキャッチコピーは「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」だった。そのせいか、「この映画を観ると元気になれる」という女性が多いようだ。その一人、虹色フォレストさんは「最近も、仕事で嫌なことがあって、かなりヘコんでいたんですが、魔女の宅急便で勇気づけられました」とブログに記している。
3 三谷幸喜の「ありふれた生活」を読む
音楽や映画よりも本が好き。そんな人にお勧めなのが、脚本家の三谷幸喜さんの爆笑エッセイ集「ありふれた生活」だ。その効果について「organ弾きの思いつ記。」は次のように書く。「三谷さんのエッセイは面白くて、毎回出るたびに読んでるのですが。面白くてブルーだった気分が、かなり軽くなったのを覚えています」。笑うだけ笑わせて、最後にちょっと元気にさせてくれるのが、三谷作品の魅力なのだ。
4 「気分が楽になれる言葉」を手帳に書いておく
50代のおじさんのブログ「ヒュウルガンガンの呟き」で紹介されているのが、「手帳に書いておいた『気分が楽になれる言葉』を見返す」という方法だ。「いつも持ち歩いている薄型の手帳には今まで読んだ本やネットの記事で面白いと思ったコトワザや格言をいくつか書いています」。自分を前向きな気分にさせてくれる「言葉」を身近に置いておいて、いつでも目に入れられるようにしておく。これも立派な「ポジティブになるための方法」だろう。
5 友達と会って互いにほめまくる
同じ言葉でも、紙に書いたものよりも生身の人間が発する言葉のほうがパワーをもつ。そこで、「北国からのスローライフ・ブログ」が薦めるのは、「友達に会って互いにほめまくる」というテンションアップ術。どんなささいなことでもいいので、相手の良いところをほめあっていく。ほめる材料がないときは、自分で自分のほめてほしいところを紙に書いて渡して、強引にほめてもらう。「一種のやらせ？かもしれないけど、自尊心がグッと回復して前向きになれる」ということだ。
6 「だってしょうがないじゃんっ！」と100回言う
自分のことをほめてくれる友達がいつも都合よくいるとは限らない。そんなときは、自分で自分をなぐさめよう。ただし、しっかり声に出して。たとえば、Mitsuchigiさんのように「だってしょうがないじゃんっ！」と100回繰り返してみる。または、朝、目覚めてボーッとしてる時に「がんばれ、がんばれ○○！」と声を出して自分を鼓舞するという方法もある（Robin'sロマンティックタイムLD）。いまだったら、オバマ大統領の演説をYoutubeで見ながら、「Yes, We Can！」と口に出してみるというのはどうだろうか。
7 神社に行って身を正す
思考停止状態になっているとき、会社や自宅の外に出かけてみると良い気分転換になることが多い。「そんなときは神社に行って、身を正す」というのは、アナハイムエレクトロニクスの蟹江賢吾社長だ。「自分自身に気合い？を入れると、なぜか頭にも喝！が入ります」。神社の静謐な空間で背筋を伸ばしてお祈りすると、なぜか気分が落ち着くもの。近くに神社がある人は散歩がてら出かけてみるといいだろう。
8 空を見上げてみる
近くに神社もないし、友達もいない。本やDVDも手元にない。そんな人でも外にさえ出ればできるのが、これ。Auto Kurilの整備士ママがすすめる方法だ。「（暗い気分のとき）私は・・・空を見上げてます」。晴れている日がベストだが、曇り空や雨空でもなにか発見があるかもしれない。あるいは、有名な歌にあるように夜空を見上げてみるのもよさそうだ。大きな空を見上げれば、自分の悩みが意外とちっぽけなことに気づくはずだから。
この8つの「ポジティブになるための方法」は、J-CAST会社ウォッチがlivedoor Blogの会員にたずねて、投稿してもらったなかからピックアップしたもの。このほかにも約450件のブログでさまざまな「ポジティブ・シンキング術」が紹介されているので、興味のある人は投稿一覧のページへ。
