不景気で仕事量が激減 「ヒマしてまーす！」

   景気の悪化で仕事が減り、工場では一時帰休の措置が取られています。事務職でも仕事は減っていますが、毎日の庶務もあるので「休んでよい」とはいかないようです。Q&Aコミュニティの「Yahoo!知恵袋」には、机の前で暇をもてあます女性からの質問が掲載されています。

「仕事･･･ないです。どうしたらいいですか？」

「仕事がないのは辛い」「私もそうでした」

   相談者のoppokotinnさんの職場は、不景気のために仕事量が「超激減」してしまいました。そのため「暇してまーす」と嘆いています。

   毎日深夜まで残業続きの人たちから見ると、うらやましいを超えて腹が立つでしょう。ちなみに相談の投稿時間は、午前11時過ぎ。

「今日は一日やる事がなさそうです」

   この相談には「甘えるな！」という怒りの回答や、「うらやましい！」という嫉妬の回答が殺到する･･･と思いきや、穏やかなアドバイスが目立ちました。

   驚いたのは、同じように仕事がなくて、暇で困ると訴える人が何人もいるということ。それだけ不景気の影響が大きいということでしょうか。

「私の会社も暇です。仕事の量が激減してしまって･･･」（anniversary1218さん）
「仕事がないのは辛いですよね～。私もそうでした」（happy2hdk_cider_inkさん）

   とはいえ、お給料をもらって何もしないのも気が引けます。そこで、暇なときにやっておくとよい仕事について、いくつかのアドバイスがありました。

「暇なときは、自分の仕事の手順書を作っていました。後は、ファイル作り、整理整頓、掃除などなど」（happy2hdk_cider_inkさん）
「掃除してみたりとか、普段やらないことやってみると、変化がわかって、やることがみつかるかも」（hacchicocchiさん）
「仕事は基本、自分で作り出すもの。ただ他人から与えられたことだけやってては、自分の身につきません」（bwxmrsg9771さん）

「自分の技量向上を図る努力をすべき」

   回答者さんたちの意外な積極姿勢に感心させられます。

   確かに「緊急性」は高くないけれども、「重要性」の高い仕事は、普段なかなか手がつけられないもの。そういう視点で、やることを探してみるのは有意義かもしれません。

   それでも仕事が尽きてしまったら、自分への投資に使っては、という提案も。

「英語の教材をみて勉強したり、エクセルの関数を覚える努力をしたり。タイピング練習したり」（anniversary1218さん）
「自分の技量向上を図る努力をすれば、景気が上向いた時にきっと生かされますよ」（independencekunさん）

   とにかく、あからさまに暇そうにしていると

「仕事ないよね。じゃあ、来月から来なくていいから」

ということになりかねません。いろいろと工夫して、ある程度忙しそうにしておく方がいいでしょうね。