2024年 4月 26日 (金)

「6秒」で人生が変わる アンガーマネジメントのススメ

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怒りを「建設的なパワー」へ変える

【 怒りのピークは長くて6秒】

   諸説あるのですが、怒りの感情のピークは最大でも6秒程度と言われています。

   「カチン」と来てから6秒以内で発する言動は感情的になることが多く、非建設的な対応をしてしまうことが少なくないのです。

   アンガーマネジメントでは、「反射で怒ってはならない」というメッセージを強く発信しています。

   「反射的に怒らない」、「売り言葉に買い言葉を発しない」ことは、「あんなことを言わなければよかった」という自己嫌悪防止につながり、そのためには、「最悪の6秒間」をやり過ごす有効な方法をマスターしておく必要があります。


【 最悪の6秒間のやり過ごし方 1】

   アンガーマネジメントでは「ディレイ(反応を遅らせる)テクニック」と呼ばれる方法をいくつか紹介しています。

   例えば、「呼吸リラクセーション」という技法。

   相手から腹の立つことを言われたら、怒りの言葉で返すのではなく、まずは大きく深呼吸をします。

   人は怒りを感じると、呼吸が浅くなり、冷静でいづらくなってしまうので、冷静さを取り戻すよう、鼻から大きく息を吸い、いったん止めて、口からゆっくりと吐き出します。腹式呼吸の要領ですね。

   目を閉じて行ったほうがより落ち着けるという人もいます。頭の中を一瞬無にするようにして2~3回行ってもいいです。

   呼吸が整い、冷静になれれば、適切な対処を選べることでしょう。


  【最悪の6秒間のやり過ごし方 2】

   また、上手に自己暗示をかけて、気持ちを前向きにするためのアンガーマネジメント・テクニックも活用してみてください。

   「ポジティブ・セルフトーク」という方法があります。

   気持ちを高揚させるために、あらかじめ自分で決めておいた「元気メッセージ」「プラス思考フレーズ」を強い気持ちで唱えるのです。

   例えば、不当な評価を受けたことで気持ちが折れそうになったときなどに、元気メッセージを唱えることで自分を鼓舞することができます。

   メッセージやフレーズは、「未来完了形」で言い聞かせることがポイント。

   「負けたくない」というフレーズの中には「負けてしまったら、どうしよう」という不安を含んでいるもので、脳が不安を察知すると、身体がこわばってしまい、ベストなパフォーマンスを発揮できなくなります。

   未来完了形のフレーズは「負けないぞ!」。

   こうした力強い言葉で自分を激励することで、イライラのもとにもなる不愉快を解消し、建設的なパワーへと変換させられるでしょう。


――怒りが仕事の原動力になるなら、こんなにいいことはありません。まずは、6秒間をやり過ごすことから始めてみましょう。

 
月刊『人事マネジメント』編集部/2014年10月号掲載「アンガーマネジメントの手引き」社会保険労務士法人こばやし事務所・小林浩志著)
上場・中堅企業の人事・総務部門に多くのコア読者を持つ月刊ビジネス誌。専門性の高い著者・ベテラン記者らによる鋭利なコンテンツラインナップが評判。1991年創刊以来、これまでの取材先企業は1,000社を超える。本連載では月刊『人事マネジメント』掲載記事をJ-CAST会社ウォッチ企画として抄録し公開している。
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