【コロナに勝つ！ ニッポンの会社】ウーバーに負けるな！ フードデリバリーを系列ネットワーク化

オンライン会議の参加者に料理をデリバリー

オンライン会食の様子と宅配用の料理

   一方、オンライン会議などの参加者用にデリバリーかテイクアウトで料理を用意する「会食パック」も登場した。

   株式会社銀座クルーズ(東京都中央区)の運営するレストラン「クルーズ・クルーズ新宿」（新宿区）が提供を始め新プラン「オンライン会食『オウル（Owl）インワンパックプラン』」。同社が2020年9月8日に発表した。

   ソースネクスト株式会社（東京都港区）の会議用ウェブカメラ「MeetingOwl Pro（ミーティングオウル プロ）」を使い、レストランでオンライン会食ができるサービス。「MeetingOwl Pro」は、搭載したAIにより、発言する人に自動でフォーカス、室内の明るさ(暗さ)に感度を調整し映像を見やすくするほか、話者との距離を判断して自動でズームする。

   同社によると、新型コロナの感染拡大で、社内の懇親会や節目の集まりがなかなかできなくなった悩みが顧客から寄せられ、その解決策の一つとして、会場を分けて行えるオンライン会食パックを企画した。

   オンライン参加者には会場と同じ料理を用意。デリバリーの場合は5000円、テイクアウトは3500円(いずれも、税込み)。料理の配送は、ヤマト運輸による配送可能エリアに準ずる。