2021年 1月 19日 (火)

「NHK受信料徴収に郵便局員が個別訪問」武田総務相がトンデモ提言「悪名高い同士が組んでどうする!」と猛批判(1)

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   NHKと総務省の「受信料値下げ」バトルが激しさを増しているかのように見えるが、どうもこちらは携帯電話料金の値下げバトルに比べると、総務省側に「本気度」が欠けるようだ。

   そんななか、武田良太総務相のトンデモ発言が飛び出した。

「NHK受信料徴収の個別訪問に郵便局員を使えばよい」

と言うのだ。郵便局員の個別訪問に関しては、かんぽ生命の不正事件が大問題になったばかり。ネット上では、

「NHKと郵政グループ、悪名高い2つの個別訪問を組ませてどうする?」

と呆れ返る声が殺到している。

  • 郵便局員がNHK受信料を集金する?(写真は、NHK渋谷放送局)
    郵便局員がNHK受信料を集金する?(写真は、NHK渋谷放送局)
  • 郵便局員がNHK受信料を集金する?(写真は、NHK渋谷放送局)

「郵便局ネットワークを活用し、受信料徴収の経費を削減」

武田亮太総務大臣(首相官邸公式サイトより)
武田亮太総務大臣(首相官邸公式サイトより)

   武田良太総務大臣の「問題発言」が飛び出したのは2020年12月19日午前、地元福岡県のテレビ局「テレビ西日本」(TNC)の報道番組に出演中のことだった。テレビ西日本(12月19日付オンライン版)「武田総務相 NHK受信料の徴収『日本郵便との連携を提言』TNCの番組で初めて明らかに」が、こう伝える。

「武田良太総務大臣が12月19日の報道番組『CUBE』に出演し、NHK受信料の徴収業務について、日本郵便との連携を提言していることを初めて明らかにした。 武田大臣はNHK受信料の徴収業務に、年間700億円以上のコストがかかっていることを改めて問題視したうえで、こう述べた」
「武田総務大臣『せっかくある(郵便局の)ネットワークというものを、有効利用することによって、(徴収業務の)経費削減につなげることができないか、NHKは。そして郵便局会社というのは民間企業になりましたから、それが利益に結びつかないか、さまざまなことを両者に考えて頂きたいと思っています。総務省というか、私のアイデアを(NHKと日本郵便に)こうしたことを利用し合っては如何なものか、ということを研究してもらっているというのが実情です』」

というから、NHKと日本郵便が具体的な協議に入っているようだ。

   そして、テレビ西日本の記事は、こう結んでいる。

「武田大臣はこのように述べ、NHK受信料の徴収業務の一部を、日本郵便が担えれば、高いコストを削減でき、受信料を負担している多くの国民のためにもなる、という認識を示した」

   2019年に約4万2000人以上の被害者を出した「かんぽ生命の不正販売事件」では、日本郵政グループは12月14日に4度目の処分を発表。本支社幹部を含む処分人数が2050人に達したと明らかにしたばかり。さらに約1300人の処分が決まっていない状況だ。

   しかも不正販売の手口の多くが顧客宅の訪問販売だった。そんな組織の人間たちにNHK受信料の訪問をさせて大丈夫なのか。

   武田総務相はこの2日前の12月17日、東京都内で講演し、NHKに対する受信料値下げの圧力を、さらに強める発言をしている。主要メディアによると、こう訴えたのだった。

「NHKは公共放送だということであぐらをかいているような姿勢では、国民の非難が燎原(りょうげん)の火のごとく広がって存亡の危機に陥る可能性もはらんでいる。NHKには1280億円、子会社には900億円あまりの剰余金がある。コロナ禍で国民生活が厳しいなか、現金がありながら一向に思い切った(受信料の)料金改定をしようとしない。時限でもいい、2年でも3年でも。コロナを乗り切るまででも」

と語り、一時的な受信料値下げでいいから検討するよう求めたのだった。

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