学情は2025年5月13日、企業・団体の人事担当者を対象に、「採用対象」に関するインターネットアンケートを実施し、その結果を発表した。「採用するポジションで活かせる経験を求める」34.1%今回の調査の背景として、就職氷河期世代の支援やシニア世代の再雇用にくわえ、若手のキャリア採用を強化する企業も多い傾向といい、企業が採用したいと考えている年齢層について調べた。キャリア採用で「特に採用したい年齢層」を聞くと、「20代後半」が39.6％と最多になった。2位は「30代前半」が28.4%。これらをあわせた「20代後半～30代前半」が計68.0%となった。3位は「20代前半」の21.9%。学情は「中でも『20代前半』よりも『30代前半』を採用したい企業が多い点は、今回の注目ポイントです」としている。また、キャリア採用で「採用人数を増やす年齢層」を聞くと（複数回答）、「20代後半」が86.4％で最多だった。次いで、「30代前半」81.7％、「20代前半」70.1％が続いた。さらに、「20代を対象としたキャリア採用において求める経験」の質問では、最多は「採用するポジションで活かせる経験を求める」で34.1%。次いで、「同業界・同業種での経験を求める」26.0%、「社会人経験を求める」は25.7%、「社会人経験を問わない」14.1%となった。調査は2025年3月24日～2025年4月16日、企業・団体の人事担当者を対象に、ウェブ上でのアンケートを行った。有効回答数は338社。
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