キャリアデザインセンターが運営する「女の転職type」は2026年7月2日、女性会員を対象に実施した「職場のコミュニケーションに関する調査」の結果を発表した。
「電話」にストレス61.6%、若年層ほど苦手意識の傾向
調査では、職場でのコミュニケーション手段についてストレスの有無を聞いたところ、「電話」にストレスを感じる人(「とても感じる」「やや感じる」の合計)は61.6%で最も多かった。
一方、「メール」や「チャットツール」は「あまり感じない」「感じない」が約4割を占め、テキストでのやり取りは比較的負担が少ない傾向がみられた。
年代別では、電話にストレスを感じる割合は20代が69.6%と最も高く、30代64.7%、40代57.7%、50代52.3%と、若年層ほど電話にストレスを感じる傾向がみられた。
仕事のチャットやメールで「!」や文末の「。」の受け止め方は
仕事のチャットやメールで「!」が使われている場合の印象を聞くと、20代では「親しみや安心感がある」が50.0%、30代では33.8%で最も多かった。一方、40代(31.9%)と50代(33.3%)では「ビジネスの場では不適切だと思う」が最多となった。
社内のチャットやメールで文末が「。」で終わる印象については、20代(35.3%)、40代(47.9%)、50代(60.0%)では「丁寧でマナーが良い」が最も多く、30代では「簡潔で分かりやすい」(36.4%)が最多となった。
一方、「冷たい・距離感を感じる」と回答した割合は20代が29.4%と最も高く、30代(21.8%)、40代(10.4%)、50代(5.0%)と年代が上がるにつれて減少する結果となった。
勤務時間外の連絡は「重要なら対応」が55.2%
勤務時間外に届く仕事の連絡への対応では、「緊急度を判断し、重要なら対応する」が55.2%で最多となり、「すぐに確認して返信する」が16.5%で続いた。
一方、「確認はするが返信は翌営業日にする」(7.7%)と「勤務時間外は意図的に連絡を見ない」(10.9%)を合わせた18.6%の人は、勤務時間外の対応を控えていることが分かった。
勤務時間外の仕事の連絡に対する考え方では、「やや気になってしまう」が33.5%、「非常に気になってしまう」が29.4%で、合わせて62.9%が勤務時間外の連絡を気にしていると回答した。一方、「あまり気にならない」と「全く気にならない」の合計は9.7%にとどまり、勤務時間外の連絡を気にしない人は少数派だった。
67.4%が世代間ギャップを実感 「言葉遣い」「ハラスメント基準」に差
職場のコミュニケーションで世代間ギャップを感じるか尋ねたところ、「ややある」が45.6%、「とてもある」が21.8%となり、合わせて67.4%が何らかの世代間ギャップを感じていることが分かった。
具体的な内容では、「言葉遣い・敬語」(39.5%)が最多で、「ハラスメントの基準」(37.9%)、「連絡手段の好み」(35.9%)が続いた。キャリアデザインセンターは「コミュニケーションの手段や表現方法による価値観の違いが、世代間ギャップを生んでいる」と指摘した。
調査は2026年5月8日~5月14日にインターネットで行われ、対象者は「女の転職type」の会員。有効回答数は248人。