東京大学名誉教授や最高裁判所の判事を務め、刑事法学の権威として知られる団藤重光(だんどう・しげみつ)氏が2012年6月25日、老衰のため死去した。98歳だった。
団藤氏は岡山県出身で、東京帝国大学法学部(当時)を卒業した後、1947年から東京大学の教授を務めた。74年に東大を定年退官した後は最高裁判所の判事を務め、83年に退官してからは死刑制度の廃止を強く訴えてきた。
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