「海辺の光景」などの代表作がある小説家の安岡章太郎さんが2013年1月26日、老衰により死去した。92歳だった。
安岡さんは高知の生まれ。慶應義塾大学英文学科を卒業後、1951年に「ガラスの靴」でデビュー。53年に「悪い仲間」「陰気な愉しみ」で第29回芥川賞を受賞した。吉行淳之介さん、阿川弘之さんらとともに「第三の新人」と呼ばれ、戦後の文壇をリードした。
2001年、文化功労者に選ばれた。芥川賞をはじめ、大佛次郎賞や伊藤整文学賞選考委員も務めた。
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