プロボクシング元世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリ氏が2016年6月3日(現地時間)、米アリゾナ州の病院で亡くなった。74歳だった。複数の米メディアが伝えた。
1976年に行われたプロレスラーのアントニオ猪木さんとの「格闘技世界一決定戦」などで知られるアリ氏。ツイッターには、追悼の声が相次いだ。
1942年に米ケンタッキー州で生まれたアリさんは、12歳からボクシングを始め、1960年のローマオリンピックではライトヘビー級を制し優勝した。プロに転向後、64年にヘビー級王者に挑戦し世界チャンピオンとなった。しかし信仰とベトナム戦争への反対を理由に徴兵を拒否したため、67年に王座をはく奪された。
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