30人の大人がドキドキ&爆笑(たまに悲鳴!?) 第1回アナログゲームサロンレポート

その発想どこから? 爆笑続きの「ナンジャモンジャ」

   レクチャーが終わると、いよいよゲーム開始です。約2時間、できる限りのボードゲームを楽しみます。

   会場では参加者が約6名ずつ、6つのテーブルに分かれて座って、まずは自己紹介とご挨拶。先ほど作った"名札"の名前で呼び合います。

   最初に遊ぶゲームは「おばけキャッチ」。めくられたカードの図柄と関係がある、もしくはまったく関係がないコマを一瞬の判断で取り合うゲームです。

コマのデザインもかわいい「おばけキャッチ」。ドイツ生まれのアナログゲーム。
コマのデザインもかわいい「おばけキャッチ」。ドイツ生まれのアナログゲーム。

   最初は、恐る恐るコマを取っていた参加者の方々も、ルールがわかってくるにつれて「やった!」「それお手付き!」と次第に歓声があがっていました。とてもシンプルなゲームなので、1回目にはぴったり。初対面でもあっという間に仲良くなれます。シンプルだといってあなどってはいけませんよ。これ、意外に性格が出るんです。

   お手付きの多い人、じっくり考える人、それぞれの個性が出てどのテーブルも楽しそうです。

「おばけキャッチ」で大盛り上がり
「おばけキャッチ」で大盛り上がり

   続いてのゲームは「ナンジャモンジャ」。知っている人もいるかもしれませんね。記憶力と名前付けのセンスが問われるゲームとして日本でも人気です。

謎の生物ナンジャモンジャ族に名前を付けて、それをプレイヤーが覚え続けなければならないという「ナンジャモンジャ」。ロシア生まれのアナログゲーム
謎の生物ナンジャモンジャ族に名前を付けて、それをプレイヤーが覚え続けなければならないという「ナンジャモンジャ」。ロシア生まれのアナログゲーム

   カードに描かれたモンスターにオリジナルの名前を付ける→人が名づけたモンスターを覚える→カードをめくって同じモンスターが出てきたら、名づけられた「名前」を叫ぶ、というルールです。

   ゲームが始まると、「その発想どこから?」というくらい独特の名前が各テーブルから叫ばれます。「冷やし中華」「エスカルゴ婦人」「田中クリスティーヌ」など、あだち先生も思わず爆笑。あまりのインパクトで、スタッフみんな、一生覚えていられそうです。

初めて会った人のネーミングセンスの面白さに各テーブルからは「なにそれ?」など、笑い声があがっていました
初めて会った人のネーミングセンスの面白さに各テーブルからは「なにそれ?」など、笑い声があがっていました