卓球バーやカフェ密かなブーム 「おしゃれスポーツ化」進む

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   卓球台を備えたバーラウンジが南青山に登場した。卓球とバーの意外な組み合わせが人気なのだそうだ。卓球といえば、「暗い」「パッとしない」といったイメージを持っている人も多かったが、「卓球カフェ」なるものもできて「おしゃれなスポーツ」に変身しつつあるようだ。

「コミュニケーションのツールとして最適」

「中目卓球ラウンジ+b.」ではお酒を飲みながら卓球が楽しめる(株式会社タマス提供)
「中目卓球ラウンジ+b.」ではお酒を飲みながら卓球が楽しめる(株式会社タマス提供)

   お酒を飲みながら「卓球」も楽しめる人気店「中目卓球ラウンジ」(東京・中目黒)の新店「中目卓球ラウンジ+b.(プラスビー)」が2007年11月12日、南青山にオープンした。店名どおり卓球台が店の中にあるが、あくまでもバーラウンジ。4年前に「中目卓球ラウンジ」がオープンして以来、卓球とバーの意外な組み合わせが人気を呼び、大阪、札幌にも系列4店舗が営業している。
   これらの店舗を手がけるマン・フュージョン・システムの関野申吉社長はJ-CASTニュースに対し、

「卓球は、非経験者が少ないスポーツ。ビリヤードやダーツほどかっこつける必要はないし、お姉さんからおじさんまでみんなが気軽にプレーでき、リクリエーションやコミュニケーションのツールとしても最適なんです」

と「卓球ならではの魅力」を説明する。ただし、泥酔者はプレーすると危険ということで「入店お断り」らしい。主な客層は20代~40代前半の男女で、50~60代の客もいるという。さらに同社は、卓球メーカーやファッションブランドと組んで、街で着られる「卓球着」の企画開発もすすめる方針だ。

   「卓球台をバーに入れたのはウチが初めて」と語る関野社長だが、「中目卓球ラウンジ」の開店以来、六本木や西麻布にも店内に卓球台を備えた「卓球カフェ」が登場しているという。そればかりでなく、兵庫県尼崎市にも卓球台を備えたレストランが登場するなど、日本全国で「卓球カフェ」「卓球レストラン」が密かなブームになりつつあるようだ。

卓球選手がファッションショーに登場

   卓球が「ブーム」として、話題になったことが過去にもあった。2000年には、俳優の山崎努さんと豊川悦司さんが卓球を打ち合う様を高速度撮影したサッポロのCMや福原愛選手が話題になったほか、「渋谷卓球倶楽部」や神宮バッティングセンターに卓球場が併設された。松坂慶子さん主演の「卓球温泉」(1998)、窪塚洋介さん主演の「ピンポン」(2002)といった映画も公開されて、さらに「ブーム」をあおるかたちになった。

   最近では四元奈生美選手が2007年1月に"おしゃれ"なドレス風のユニフォームを着て登場。その後、四元選手はテレビ番組に数多く出演しているほか、07年9月に開催された世界初の卓球着のファッションショーに登場するなど、元来の「卓球」のイメージを"おしゃれ"に変えることに貢献している。
   ある卓球業界関係者は、

「北京オリンピックには福原愛を含めて少なくとも3~4人の日本人選手が出場する可能性があり、注目されるだろう。四元は実績の点でも評価は高いが五輪は出られない。しかし、話題づくりの面で大きく貢献してくれている」

と話す。
   人気女性ファッション誌「CanCam」12月号に掲載された「モテ子」「ブス子」特集では、「卓球部」は「ブス子」に分類されている。卓球の「おしゃれ化」が進む中、「モテ子」に分類される日も近いのかもしれない。

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