2024年 3月 19日 (火)

犬も「ビール」を飲む時代 なんでもアリの「犬ビジネス」

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   年々増える犬の登録数。それに呼応するかのように、最近では犬向けのペットビジネスも幅広くなっている。なかには、犬用のビールやコンタクトレンズなど、びっくりするような「犬ビジネス」も存在する。

人間用ビールとそっくりな「ハッピーラガー」

ブリーズ九州「ハッピーラガー」
ブリーズ九州「ハッピーラガー」 

   ブリーズ九州が販売しているのが「ハッピーラガー」。色・泡ともに人間用のビールとそっくりな、ワンちゃん向け「ビール感覚ドリンク」だ。

   ただし、犬用ということで、炭酸も塩分もアルコールも入っていない。原料に気を配り、犬の健康を考えた「ビアスタイル健康飲料」となっている。具体的には、腸の働きをサポートするオリゴ糖や、皮膚と毛並みの健康によいとされる麦芽・酵母エキス、関節の柔軟性をサポートするグルコサミンなどを配合している。

   アルコールも炭酸も入っていないのに、なぜビール仕立てなのか?――そんな疑問がわくが、それはそもそも「人間がビールを飲むように、犬用のビールがあってもいいのではないか」という一種奇をてらった考えのもとに企画されたから。

   つまり、開発を進めたらビールになったのではなく、ビール(もどき)をつくるためにわざわざ開発した商品なのだ。インターネット上の通販サイトのQ&Aコーナーでは、「飲みすぎに注意」とされているが、これに関しては人間も犬も同じようだ。

    ちなみに価格は、1本(240ml)430円ということである。

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