2021年 6月 14日 (月)

マイクロソフトが50億円で買った「極悪」ゲームソフト「GTA」

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    世界中で累計数千万本を売り上げた米国の人気ビデオゲーム「Grand Theft Auto」(グランド・セフト・オート、GTA)シリーズの最新作「Grand Theft Auto IV」が2008年4月29日、発売される。日本国内では、カプコンが08年内に日本語版を発売する予定だ。

   米国Rockstar Gamesが開発するGTAシリーズでは、欧米の都市を主な舞台に、ギャングやマフィアといった犯罪者の生活が謳歌できるのが特徴となっている。この仮想世界は犯罪に寛容で、手当たり次第に自動車を盗み(なぜかほとんどの車のドアはロックされていない)、道行く人々を殴り殺しても、間抜けな警官が追いかけてくる程度。暗殺や強盗、詐欺などの“仕事”をクリアしながら、ストーリーは進んでいく。

「暴力性」「残虐性」ばかりが脚光を浴びるが…

「GTA IV」のPS3版パッケージ。北米での実売価格は約60ドル
「GTA IV」のPS3版パッケージ。北米での実売価格は約60ドル

   法秩序を軽視した暴力ゲーム。血が飛び散り、首が飛ぶといった残虐なビジュアル表現もある――となると、当然のことながら多方面から問題視され、同シリーズはなにかと物議を醸している。国内では、シリーズの一部は18歳未満の購入が禁止となり、神奈川県では有害図書に指定。いわば札付き、お墨付きのゲームソフトなのである。

   ゲームの舞台が外国で、登場人物も英語を喋る(日本語版では字幕)といった輸入ゲームのハンディのせいか、国産の有名シリーズにくらべると、GTAの国内販売数は少なく、際だった存在感はない。そうしたなかでは、「暴力性」「残虐性」ばかりが脚光を浴び、批判が突出しているような印象さえある。

   「Postal」など、GTA以上に“過激”とされるゲームもあるが、それらはGTAほどの人気は得ていない。ならば、GTAには何かほかの魅力もありそうだが、なかなかそうした面まで光が当たらない。過激か否か、それは是か非かといった議論になりがちで、ゲームとしての総合的な評価があまり語られないのは残念だ。

虎古田・純

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