YouTubeで860万回再生!「レオナ・ルイス」が日本上陸

印刷

『スピリット』
レオナ・ルイス/2008年4月23日発売
初回生産限定盤[CD+DVD] BVCP-28094/5 2980円
通常盤[CD]BVCP-24129 2300円
BMG JAPAN


   日本でもオーディション番組出身のアーティスト、ミュージシャンは数多い。古くは「スター誕生」で、山口百恵がその番組出身のトップスターだった。その後ホリプロのスカウトキャラバンが生まれ、榊原郁恵はじめ多くのタレントを世に送り出した。

   バンド系では「三宅裕司のいかすバンド天国」という番組、通称「イカ天」から、ジュン・スカイ・ウォーカーズ、たま、BEGIN、ブランキー・ジェット・シティなどの優れたグループが誕生した。「浅草橋ヤング洋品店」通称「ASAYAN」は、モー娘。、ケミストリーなどを輩出した。

   今でも世界的にオーディション番組は流行の真最中で、ビッグ・スターを世界に送り出しているが、世界のオーディション番組となると、信じられないようなシンデレラガール、シンデレラボーイが生まれている。

   最も有名なオーディション番組は「American Idol」(アメリカ)で、世界中で同様の番組が制作され、次々とスターが誕生している。

   最近最も意外性のあるスターを生み出したのは「Britain's Got Talent」(イギリス)で、ポール・ボッツというオペラ歌手がその最たるものだ。ポール・ボッツは携帯電話の営業マンだったが、同番組で朗々とオペラを歌い上げ、今では世界的なオペラ歌手の1人となっている。

   またスペインのオーディション番組「オペラシオン・トリウンフォ」からは、2007年に郷ひろみがカバーしたラテンのヒット曲「Boom Boom Boom~灼熱の太陽」を歌ったラテンの貴公子、ダビッド・ビスバルが生まれている。

   どの番組にも共通しているのは、辛口の審査員。出場者は審査員に酷評されるのが普通であり、その辛口批評が視聴者に人気なのだ。

   そして、数多いオーディション番組から生まれたスターで、今最も注目されているのが、イギリスの人気オーディション番組「The X-Factor」出身のレオナ・ルイス。1985年生まれのレオナが「The X-Factor」に出場したのは同番組の第3シーズン(2006年)。辛口で鳴らすサイモン・コーウェルなどの審査員が、レオナだけは絶賛し続けた。

   イギリスでのデビュー・シングル「ア・モーメント・ライク・ディス」は1週目で60万枚を売り上げる大ヒットとなり、アメリカでのデビュー・シングルとなった2枚目のシングル「ブリーディング・ラブ」は、イギリス人女性アーティストのデビュー曲として約21 年ぶりに全米1 位獲得という快挙を成し遂げた。

   「ブリーディング・ラブ」のプロモーションビデオは動画サイトYouTubeの公式ページにアップされているが、その再生回数はなんと860万回を超えている。

   5オクターブの声域、クラシックで培った歌唱力、豊かな表現力……歌うためのすべてを備えた本当の意味でのディーヴァ。08年5月には来日する予定で、レオナ・ルイスはここ日本でもトップ・スターになるに違いない。

   せめて名前くらいは、覚えておいても損はない。


【スピリット 収録曲】

1.ブリーディング・ラヴ(アルバム・ヴァージョン)
2.ワットエヴァー・イット・テイクス
3.ホームレス
4.ベター・イン・タイム
5.イエスタデイ
6.テイク・ア・バウ
7.アイ・ウィル・ビー
8.エンジェル
9.ヒア・アイ・アム
10.アイム・ユー
11.ザ・ベスト・ユー・ネヴァー・ハド
12.ザ・ファースト・タイム・エヴァ-・アイ・ソウ・ユア・フェイス
13.フットプリンツ・イン・ザ・サンド
14.ア・モーメント・ライク・ディス*
15.フォーギヴネス*
16.ユー・ブリング・ミー・ダウン*

*日本盤ボーナス・トラック


◆加藤 普(かとう・あきら)プロフィール
1949年島根県生まれ。早稲田大学中退。フリーランスのライター・編集者として多くの出版物の創刊・制作に関わる。70〜80年代の代表的音楽誌・ロッキンFの創刊メンバー&副編、編集長代行。現在、新星堂フリーペーパー・DROPSのチーフ・ライター&エディター。

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

お知らせ

注目情報PR
追悼
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中