2024年 5月 1日 (水)

フローズンヨーグルト、ロサンゼルスで大人気

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   韓国系アメリカ人が母国韓国で味わったフローズンヨーグルト(frozen yogurt。略してfro-yo)店に触発されてはじめたといわれるPinkberry

   ここ数年、この店が火付け役となってフローズンヨーグルトブームがロサンゼルスに到来し、やたらと町中にフローズンヨーグルト店を見かけるようになったが、その勢いは2008年も続きそう。

ベリー系フルーツとぷりぷりした“モチ”をトッピング

Red Mangoのフローズンヨーグルト
Red Mangoのフローズンヨーグルト

   どうしてこのお店がこんなに人気になったのか?  

   店内インテリアのお洒落さや、ヘルシー志向もあるのだろうが、一番の理由はやはり味だろう。

   Pinkberryの提供するフローズンヨーグルトの味は基本的にプレーン(Original)と抹茶(green tea)の2つで、サイズはS、M、L。

   これにフルーツや、シリアル、チョコなどの中から好きなトッピングを選んでのせることができるのだが、定番はMサイズのOriginal味に3つのトッピングをつけるもので、私はたいていブラックベリーやラズベリーといったベリー系フルーツに“モチ”をつけてもらう。このモチは日本人の考えるモチよりは、グミキャンディーに近い気もするが、小さいサイコロのような”モチ”のぷりぷり感はフローズンヨーグルトと食べるとおいしさが増す。

   私の住むOC(Orange County)には最近やっとPinkberryが出店したのだが、うれしいことにもう一つおいしいフローズンヨーグルトを味わえるお店ができた。それがRed Mangoである。

   Red MangoはPinkberryがフローズンヨーグルトに出会った韓国で店舗展開している本家本元のフローズンヨーグルト店である。7月にLAのUCLAそばにアメリカ一号店を出してからカリフォルニア、ラスベガス、ニューヨークなどに18店、2008年末までには30店舗以上展開する予定だそう。

日本の飲むヨーグルトを思い出した!

Pinkberryのカウンターに並ぶ人々
Pinkberryのカウンターに並ぶ人々

   提供しているサイズもトッピングもPinkberryとほぼ同じだが、「正統派の味」を謳い、またヘルシー志向を全面に打ち出しているせいか店内には成分表が掲げてある。こちらもインテリアはお洒落。

   そもそも日本人の考えるフローズンヨーグルトは「酸味と甘みのほどよいバランスから成るさっぱりとしたもの」なのに、アメリカで従来売られているフローズンヨーグルトといったら「アイスクリームとなんらかわらない」もの。

   でも、この2店の味はまさに日本人にとってのフローズンヨーグルト。私なぞ食べた瞬間、日本の飲むヨーグルトの味を思い出して懐かしくなった。それにフローズンならではの触感、ソフトクリームのようなクリーミーさ、そしてトッピングの甘すぎない甘みが加わるからたまらなくおいしい別物とあいなる。

   さて肝心の「どちらがおいしいか?」

   私はRed Mangoのほうが好み。PinkberryはRed Mangoより甘いと感じる。友人(日本人)も「断然Red Mango派」。Red Mangoのほうがいくらでも食べられるそう。

   そういえばStarbucksの創始者がPinkberryを買収したとかでそれにともないフローズンヨーグルトもまもなく日本も上陸となりそう。Red Mangoもそれに続くか?

野村香奈


◆野村 香奈(のむら・かな)プロフィール
1970年鹿児島生まれ。上智大学卒業。「AERA」「週刊朝日」で主にエンターテインメントの編集を担当した後、2000年8月に結婚により渡米。ロサンゼルスの日系無料情報誌でライターも経験。趣味はドライブ、おいしいものを食べること、情報収集、そして、MLB(メジャーリーグ)観戦。LA TimesとPeopleを愛読。現在、ロサンゼルス近郊のニューポートビーチ市(Newport Beach)在住。

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