2024年 4月 26日 (金)

「ガリガリランド」をゲットせよ! アイスを狙うUFOキャッチャー

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   UFOキャッチャーが狙う景品はぬいぐるみではなくて、カチカチに冷えたアイスキャンディー。そんなユニークなクレーンゲーム機が登場した。冷たいものが恋しくなる夏に向けて注目を集めそうだ。

景品に限定「ガリガリランド」を投入

アイスをとることができるクレーンゲーム機「トリプルキャッチャーアイス」
アイスをとることができるクレーンゲーム機「トリプルキャッチャーアイス」

   そのクレーンゲーム機とは、クレーンゲーム機を製造・販売するアトラスが2008年6月中旬から投入している「トリプルキャッチャーアイス」。名前の通り「アイス」商品を入れることのできるクレーンゲーム機だ。設置された冷凍機の中はマイナス25℃に保たれているため、マイナス20℃以下での保存がよいとされる「プレミアムアイス」にも対応できる。

   ゲーム機のアームを「4方向レバー」で操作し、3本のつめでアイスをキャッチする。つめはアイスをすくうスプーンをイメージしたデザイン。キャッチするときにアイスがグニャっとなってしまうのではないかと心配になるが、容器に入っているので、アイスがくずれてしまうことはほとんどないそうだ。

   最初の景品は、赤城乳業の「ガリガリランド」だ。アミューズメント施設限定の商品「ガリガリランド」を投入。「ソーダ味の棒アイス」「いちごバニラ味のパフェ」「チョコバニラ味のソフトクリーム」「バニラ味のシューアイス」の4種類のアイスがクレーンゲーム機の中に置かれることになる。

開発・構想に3年かかった

「ガリガリランド」はクレーンゲーム機限定商品
「ガリガリランド」はクレーンゲーム機限定商品
「トリプルキャッチャーアイスの構想・開発には3年ほどかかりました」

   こう話すのはアトラスのプロモーション担当、鈴木千絵さん。「話題性のあるゲーム機を作りたい。 クレーンゲーム機で驚きを与えたい」という意気込みで開発に向かった。

   アイスの商品をクレーンゲーム機の中に入れることには苦労した。「マイナス25℃の冷凍能力の実現」がネックだった。あまり冷えすぎると、取り出したときにやけど(凍傷)をしてしまう心配があったし、温度が高くなるとマイナス25℃を保てなくなってしまう。これらの点を改善するため、冷凍機メーカー側とも再三の協議を重ねたそうだ。

印象としてはとりやすい感じ

   ユーザーとして気になるのは、どれくらいアイスをキャッチできるのか、ということだ。事前に行われた直営店でのテストでは、印象としては取りやすい感じだったという。さらに、狙い方次第では複数個、取れることもあるそうだ。

   アトラスの広報を担当する辻森志保さんは「今回は赤城乳業の商品を投入するが、別の商品を入れることも検討中だ」と明かす。さらに、「今後、例えば映画館などのアミューズメント施設以外にもおければ」と話す。様々な場所で遊んでほしいとの考えからだ。また、プロモーション担当の鈴木さんも、

「一人でも多くのユーザーにプレイして頂き、クレーンゲームの『取れる喜び』を提供できれば」

とアピールしている。

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