俳句から浮かび上がる「渥美清」の素顔
2008.07.07 12:04
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巻末には俳人・石寒太による「風天俳句全解説」もついている
大空出版は、1996年に亡くなった俳優の渥美清さんの俳句人生に焦点を当てた「風天 渥美清のうた」を2008年6月27日に発売した。
「風天 渥美清のうた」は、渥美さんの晩年に「風天」の俳号で作られた俳句に焦点を当てたルポルタージュ。週刊誌「アエラ」の句会などに渥美さんが投稿した俳句のなかから、
「そば食らう 歯のない婆や 夜の駅」
「初めての 煙草覚えし 隅田川」
など、218句をコラムニストの森英介さんが発掘して、収録した。また、「話の特集」元編集長の矢崎泰久さんやイラストレーターの和田誠さんなど、当時の関係者の証言も収めている。
価格は1800円。