皆さん、知ってました? 今ギャルが「お酒離れ」をしていることを。ふつう、成人になったらまずしたい事といえば「ビール」を飲むことですよね。「オヤジ、とりあえずビール!」っていうのに、あこがれちゃったりするものだけど…。じつは「20歳~23歳」のギャルはお酒飲まない子が多いんです。もちろん、昔と変わらず20歳過ぎてすぐにお酒を飲み始める子もいますが、年々少なくなってる。今のリアルな現状としては、居酒屋は行くけど飲み物は「フルーツ系カクテル」や「果実酒」が一般的。「焼酎」や、寒くなると特においしい「日本酒」の熱燗(あつかん)なんて絶対にタブーなんですよ。食事やおつまみ(珍味)にカクテルを飲み続け、少しさっぱりしたい子は頑張って柑橘系ジュースで割った焼酎というのが関の山。毎日飲まずにはいられない左党には信じられないでしょうけど、これが今のギャルの事情でした。「お酒を泥酔する程飲む大人はカッコ悪い」オトナっぽく着飾って、何のパーティーでしょ?ギャルがお酒から離れていった原因としてはいろいろ考えられますが、一説には「テレビ」や家庭環境だといわれています。昔のドラマには、「巨人の星」の星一徹みたいな"ガンコそうなお父さんが晩酌する"シーンや、ちょっとキレイな女将さんがいる料理屋で"熱燗を渋く飲むシーン"が必ずあったと言われますが、その後、時代が変わると山口智子さん、松雪泰子さん、そして「キムタク」こと木村拓哉さんetcの、キレイで演技も上手なトレンディー俳優たちが活躍するようになり、「お酒を飲むシーン」は居酒屋ではなくシャレた「バー」に変わりました。特に、デートシーンなどは、カクテルで乾杯が当たり前。とにかく見た目がイケてなければお話にならなかったのです。こうした状況を見ながら育った子たちが今の20~23歳なのです。「お酒を泥酔する程飲む大人はカッコ悪い」「お酒臭いと彼氏(彼女)にしたくない」「とりあえずビールはNG!美味しいカクテルで1日を締めたい」「初めにビールを飲むとおじさんくさい。」こうした声がギャルたちから多くあがっています。ビールや日本酒は「イメージがよくない」もちろん、「ビール」や「焼酎」「日本酒」などが嫌いなわけではありません。飲んだら「美味しい!」という子もそれなりにいる。単純に「イメージ」が良くないだけなのです。「ビールはカッコいい!」このイメージを啓蒙する事で若者文化はまた変わっていくのでしょう。今のドラマを見てると、近未来的なドラマやマーケティング手法のドラマが主流ですが、半面「ALWAYS三丁目の夕日」のようなコテコテ昭和の時代を振り返るドラマも多くなってきました。日本のビールや日本酒、焼酎は世界中のお酒と比べても、おいしいと思います。ギャルたちが、「おじさん、ナマひとつ!」なんて、ギャルたちが叫べる時代も案外、近い将来、くるかもしれませんね。シホ有限会社G-Revo ひぃ
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