2024年 4月 25日 (木)

「au BOX」レンタルユーザー 早くも5万人突破!

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「Walkman Phone, Xmini」
「Walkman Phone, Xmini」

「au BOX」
「au BOX」

   携帯電話業界にナンバーポータビリティが導入されてからはや2年。ユーザーが気軽に携帯キャリアを乗り換えることができるようになり、各社もそれにあわせ、料金体系の見直しなどで新規ユーザーの獲得を競ってきた。だが、2年が経過した現在、キャリア間の料金格差はほぼ解消され、今後の鍵は、サービスや機能をいかに充実させるかにあるようだ。

   KDDIが2008年10月に行った意識調査によると、ユーザーが携帯電話会社を選択する際に最重要視するポイントは、「月々の利用料金が安い」(45.5%)。2位以下には「機種が使いやすい」(10.8%)、「利用できる通話エリアが広い」(10.0%)、「機種のデザインがよい」(8.5%)が続いた。利用料金を重視する傾向が依然として強いものの、料金が実質横並びの現状では、サービスや機能が重要なポイントとなる。

   そうした中で、2008年11月、KDDI(au)はPCを持っていなくても「LISMO」などの音楽・映像サービスを利用できる「au BOX」のレンタル(月額315円)を開始したが、1か月半でユーザーは5万人を突破した。一見、普通のDVDプレーヤーのように見える「au BOX」だが、テレビにつなぐとCD楽曲を読み込んで携帯電話に転送できるだけでなく、ブロードバンドのインターネット環境に接続すれば、気に入った音楽や映像を購入することができる。もちろん、購入したコンテンツは携帯電話に転送することが可能だ。以前から音楽・映像コンテンツに力を入れてきたKDDIならではのサービスと言えるだろう。代金は、携帯電話の料金と合わせて支払うことができるのも嬉しい。

   コンテンツが購入できる環境が整ったら次は端末だ。同社は12月、本格的な音楽機能を携帯電話で楽しめる携帯電話「Walkman Phone, Xmini」(ソニー・エリクソン製)を発売した。一風変わったミニマルなデザインが特徴のこのモデルは、超小型のボディに業界最大クラスの4GBメモリを内蔵。EZ「着うたフル(R)」であれば約2300曲も保存できる。また、ソニーのWalkmanにも採用されている高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」を搭載しており、音楽好きにはたまらないモデルだ。

   料金の高い安いから、サービス・機能・コンテンツの充実へ。新しい段階に突入した携帯電話業界。ユーザーにとっては、自分の使用目的にあった携帯キャリア・端末を選択する時代の到来と言えるだろう。

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